後から後悔!? 今思うと「買わなきゃよかった」育児グッズ3選
2017年1月27日 | よみもの後から後悔!? 今思うと「買わなきゃよかった」育児グッズ3選

こんにちは、海外在住プロママライターのさとうあきこです。
子どもが生まれる、それも初めてとなると、まだ生まれる前から育児グッズをアレコレと品定めしたくなり、生まれてからはアレコレを買いあさりたくなってしまいます。
「あると便利」と聞くと「買っておこう」と心が傾いてしまいそうですが、ちょっと待って。実際には「なくてもよかったな」と思うものも少なくありません。
そこで、育児経験アリのママたち3人に、買ってしまってちょっと後悔した育児グッズを紹介してもらいました。

(1)抱っこひも
『抱っこひもはほとんど使わなかった』と答えてくれたのが、31歳1児のママRさん。
『抱っこやおんぶをして歩き回る時間なんて限られているから、抱っこひもまでは必要なかった。でも、育児書の必要なものリストにのっていたからつい……』
Rさんの場合、移動は基本的に車。車を降りての買い物中はベビーカーを利用していたため、抱っこひもを使う場面がなかったそうです。
これが、電車やバスなどの公共交通機関を利用する生活スタイルだとまた違うかもしれませんね。
(2)ベビーバス
『それほど高いものじゃないからと思って買ったけど、とにかく場所ふさぎで』というのは2人の年子のママYさん。
『アパート住まいだし、お風呂場も洗面所も狭いから、ベビーバスを置いておく場所に困っちゃって』と、買ってきてすぐに後悔したそうです。
『2人とも夏生まれだったから、一緒にシャワーを浴びて済ませることにして、ベビーバスは結局ベランダに出しちゃったわ』と笑っていました。
ベビーバスが場所を取るのは確か。そして使用期間も半年程度。
ただ、冬生まれの場合にはシャワーだと赤ちゃんもその世話をするママも一緒に風邪をひきそうなので、生まれ月次第かもしれません。
(3)布おむつ
Oさんは高齢で1人目を出産したため、子どもは一人だけのつもりでじっくりと手をかけようと考えたそうです。
『だから、布おむつで育てようと思ったの』と出産前に大量の布おむつと布カバーを購入したそうです。
『でもね、布おむつって寝ているときや家で薄着のときにはいいんだけど、外出時や厚着をするときはお尻周りがゴワついて気持ち悪そうなのよ』
結局、子連れで外出できるようになる生後1か月を過ぎたころには、ほとんど紙おむつにスイッチしてしまったそうです。
布おむつの履き心地の良さと使い勝手の良さを知ったOさんは、『布おむつ=手をかけるって思い込んでいたのよね』と苦笑い。残った布おむつはすべて雑巾に変身したそうです。
まとめとして
子どもの誕生が待ち遠しいあまりに、早々に“育児グッズリスト”を作成して、購入まで済ませてしまう傾向があります。
でも、便利な世の中、ほとんどのものは必要になったそのときに簡単に手に入れることができます。
他の人には便利で不可欠な育児グッズも、自分には不要かもしれません。
育児グッズは育児が実際に始まってから揃えるのが、後悔を減らすベストな策かもしれませんね。
●ライター/さとうあきこ(海外在住プロママライター)
●モデル/いちご姫(いちごショートくん)