心がほっこり! 暮らしにナチュラルに溶け込む花の飾り方5選
2017年1月20日 | よみもの心がほっこり! 暮らしにナチュラルに溶け込む花の飾り方5選

こんにちは、ライターのNANARUKAです。
あなたの暮らしに花はありますか? 嬉しいことがあったとき、素敵な予定が入ったとき、ちょっと疲れたとき、落ち込んだとき。
かしこまらない手みやげ、大切な友人、家族へのプレゼントにも。
花を買う習慣がある人も、そうでない人も、“特別”になりすぎない、暮らしに溶け込む花の束ね方、飾り方で、心安らぐ空間作りをしてみましょう。今回は、そんなお話です。

(1)常識にとらわれない花器選び
花を差すのは花瓶やフラワーベースだけだと思っていませんか? いえいえ、ビンやコップ、器など、水が入れられるものであれば積極的に花を差してみましょう。
和食器やマグカップ、海外のジャムや調味料の空きビンなど、フォルムが素敵なものやサイズ感がちょうどいい入れ物と花とのベストマッチを探るのも楽しいものです。
小さな空きビン・コップなどに差しやすい草花
マトリカリア、ミニバラなど小さめの花、ローズマリー、ミントなどのハーブ類。
(2)切り分けで高さを抑える
枝もの、スプレータイプ(1本の茎から枝分かれしているもの)のカーネーションやバラなど、1本が長くて枝分かれしているものは、切り分けて束ねてみましょう。
部屋に飾る場所がなくても切り分けてコンパクトに生ければ、卓上やキッチン、洗面所や玄関にも気軽に置けますし、背が高すぎてアンバランスな花でも、丈を詰めることで花器とのバランスがとりやすくなります。
枝分けして使いたい花
カーネーション、バラ、トルコキキョウ、スターチスなど。
(3)色味を抑えた花を選ぶ
花屋に入ると、真っ赤なバラやカーネーション、ピンクのガーベラ、黄色いキクなどに視線をとられがちですが、キッチンや食卓にも馴染み、さり気なく日常に溶け込むのはやはり、白、グリーン、ベージュなどのナチュラルな色味。
存在感ある大輪の花でも、白やグリーンの色味のものを選べば、主張しすぎない華やかさを楽しめますよ。
白、グリーン、ベージュも素敵な花々
アジサイ、ダリア、カーネーション、バラ、ラナンキュラスなど。
(4)葉ものや枝ものを選ぶ
シンプルな壁面やちょっと寂しいコーナーには、垂れ下がるつる性のグリーンや、広がりを感じる枝ものを置いてみましょう。
葉のフォルムや枝の曲がり方によって空間が活き活きとしたものになり、夜間には照明の置き方によって陰影も楽しめます。
部屋の中で森林を想像することができ、リフレッシュ効果も抜群です。
壁面やコーナーの空間におすすめの枝もの
ドウダンツツジ、コデマリ、ユーカリ、ブプレウルムなど。
(5)一種類を束ねる
特にお気に入りの花があるなら、その花だけを10~20本くらいまとめ買いして、大きめのフラワーベースに無造作に生けてみてください。
計画的に作られた色鮮やかなブーケとはまた違った印象で、その花の茎や葉の自然な姿を感じ取ることができるはずです。
簡単ながらとても豪華に見えるので、ホームパーティーなどにも取り入れてみてください。
日々のお花の話、いかがでしたか? 贈り物として花を買ったことがある人は、今度は自分のために。
近くに花屋さんがないという人は、いつものスーパーの切り花をチェック。
いつも同じようなものを買ってしまうという人は、足を伸ばして違うショップへ。
種類や名前がわからないから何となく敬遠してしまうという人は、見た目や直感で「コレ」と指さして買えばいいのです。
これまでより少しだけ瑞々しい毎日のために、心も空間も潤されるパワーをぜひ花から感じてみてください。
店頭に出回る花は季節によって異なりますが、普段のインテリアにマッチしやすいものをオススメとして表記しましたので、花屋さんへ足を運んだ際の参考にしてみてくださいね。
【参考文献】
・『小さな花束の本:「作る、飾る、贈る」ためのカンタン、おしゃれな手法を集めました。』小野木彩香・著
・『花生活のたね 四季を愉しむ花と緑のある暮らし』岡本典子・著
●ライター/NANARUKA(フリーライター)
●モデル/倉本麻貴(和くん)