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ネット住民に悲報!? SNSに依存する人が貧乏になりやすい理由3つ

ネット住民に悲報!? SNSに依存する人が貧乏になりやすい理由3つ

こんにちは、ライターの月極姫です。

トランプ米大統領がTwitterで企業や政敵を名指し批判するやり方が話題になっていますが、最近は国内でもSNSの公式アカウントを持ち活用する政治家が増えています。

また、芸能人やアーティストがテレビやラジオより早いタイミングで発信する情報を、心待ちにするファンも少なくありません。

しかし、著名人と普通の人ではSNSとの向き合い方も性質も違って当たり前。

政治家や芸能人のSNSは、一見自然体のようで実際は“仕事”でやっている要素が多く、そもそも本当にすべて本人が更新しているのか確認するすべもありません。

ひねくれた見方かもしれませんが、生の心の声に思えるつぶやきなども、本人とスタッフで戦略的に組み立てた言葉である可能性もあると思います。

かたや、ごく普通の人がSNSに過剰に依存し、日常生活にさまざまな支障をきたすケースが増えています。

リアルで心が挫けたときにSNSが格好の拠り所となることもあると思うので、いたずらにSNS批判はしたくありません。

しかし少なくとも、過度にSNSに依存する人が「貧乏になりやすい」というちょっと気になる説があるのです。

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SNS依存症が貧乏になる理由

(1)「貧乏脳」になってしまうから

SNSが貧乏の原因になるとはどういうことでしょうか?

『本郷赤門前クリニック』の院長である吉田たかよし医師は、昨今のSNSブームに警鐘を鳴らしており、SNSにのめり込むことで『精神的に不安定になりやすい』『脳機能の十二分な発揮を阻害し、仕事の成功や金銭的成功から遠ざかる傾向がある』と述べています。

同氏はさまざまな著書で「お金持ち脳」と「貧乏脳」などという言葉を用い、『身近な人々との愛着関係を良好に保てる人や、人間関係を大切にし期待に応えようとする人がお金持ち脳の持ち主である』と述べています。

逆に、SNS上で承認欲求を満たすことに躍起になっている状態は「貧乏脳」であり、現実世界においては成功のためのモチベーションが極めて低いというわけです。

(2)リアルの人間関係に対して手薄になりやすいから

SNSで特定の相手と密に交流するようになったり、気の合う仲間とつながりを持つようになったりするのは楽しいことですよね。

「スキマ時間に気軽に楽しもう」という程度のノリなら良いのですが、もともと友人の少ない人や現実の世界で何らかの壁にぶち当たっている人は、リアルの世界から逃避してSNSにのめり込んでしまうことがあります。

SNSで交流する相手は遠くに住んでいるかもしれないし、書いてあるプロフィールも本当かどうか確認できない要素も多いはずです。

しかし、頻繁にやりとりをするうちに相手に対して一方的な理想像を抱いたり、自分をよく見せようと虚勢を張ったり、たくさんの労力を現実の世界ではなく、SNS上の世界に対して費やすようになってしまいます。

残念ながら、(1)でも少し触れたように、経済的に豊かになる人はリアルの人間関係を大切に育んでいける人、良好な人間関係を長持ちさせられる人、人から受けた“恩”に結果を出して報いようとする人です。

リアルの人間関係に失望する経験というのは、多かれ少なかれ誰でもあります。

そこでいつまでも仮の世界に逃げ続けるか、現実世界にいる恩人や自分自身のために奮起するかで、その後の豊かさは大きく違ってくるのではないでしょうか。

最優先すべきは現実の人間関係であり、現実の世界に自分の居場所をきちんと作ることが重要ということでしょう。

(3)時間を浪費してしまうから

1日2、3回ならまったく問題ないでしょう。それが5回、それくらいならまだ良いですが、10回、20回、30回……とSNSをのぞいたり更新・発信する頻度が上がってきたら要注意です。

1日を振り返り、SNSのためにスマホやPCに向かっている時間を冷静に計算してみると、それが“依存”であることがよくわかると思います。

つまり、それだけ現実世界での勉強、努力、交流、楽しみの機会を失っているわけです。更新しているあなたも、そしてそれにいつも反応してくれるお相手たちも、です。

ちょうど、喫煙者が今まで購入してきたタバコ代の合計金額を出してみて愕然とするのとよく似ていますね。

「もったいない!」と、言い訳抜きで心から思えたら変われるのではないでしょうか?

「えっ、だって市川海老蔵さんやしょこたんも、1日何十回も更新してるよね?」。これはナンセンスです。

冒頭で述べたように、著名人と一般人のSNSは存在意義が違います。もっといえば、著名人は本業においてもSNSにおいても一定時間内に出せる成果が全然違うので、作業効率もまったく違います。

ごく普通の人が24時間のうち1時間、3時間、5時間、それ以上をSNSに費やしてきたということは、実はそれだけ空白の時間を作り出せる能力があるということ。

その時間を使って、金銭的に豊かになるための地道な努力ができるはずです。

資格をとるための勉強、節約術の勉強、投資の勉強、電気代や通信費の節約、副収入を得るための時間にするなど、やれることはいくらでもあります。

適度な関わりであれば大丈夫。一般人のSNSは「ちょっとした息抜きの場」と心得よ

とはいえ、筆者はSNS肯定派です。育児中の諸事情によりほとんどのSNSをやめてしまったのですが、自由にのびのびと発言でき、時には憧れの方とつかの間の交流ができたり、リアルの世界とはまったく眺めが違ってとても刺激的で楽しいものです。

一方で、「リア充消えろ」「自分の居場所はここだけ」といった、悲しくも開き直りとも受け取れる言葉も頻繁に目にします。

どうせSNSに夢中になるのなら、気の合う同士実際に会って交流する方が楽しいんじゃない? と筆者は思うほうなのですが、危険な面があったり、SNS上でさまざまな嘘をついていたりしてリアルの友達にはなりにくかったり、実は対人交流を恐れていたりして、なかなか本物の人間関係に発展させるのも難しい面があるように思えました。

結論を言えば、「SNSはあくまで仮の関係の世界」と割り切って、リアルとSNSを器用に両立できるなら問題なく楽しめるし、必ずしも「貧乏になる」「お金がたまらない」ということにはならないと思われます。

・SNS上の承認欲求に憑りつかれてストレスを感じたり、気持ちが後ろ向きになったりしていないか? 現実逃避していないか?
・SNS上のつながり<リアルの人間関係、このバランスが崩れていないか?
・発信や更新が過剰に頻繁、長時間になっていないか?

これらのチェックポイントでときどき自分を客観視しながら、適度にSNSを楽しんでみてはいかがでしょうか。

【参考文献】
・『仕事脳ー成功する人の脳の使い方』吉田たかよし・著

【参考リンク】
うつ予防ナビ | 一般社団法人 日本メンタルヘルス研究センター

●ライター/月極姫(フリーライター)
●モデル/NANAMI(RIRIAちゃん)

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