目先のおトク情報に注意! やりがちだけど実は逆効果な節約術4つ
2017年1月16日 | よみもの目先のおトク情報に注意! やりがちだけど実は逆効果な節約術4つ

こんにちは、金融コンシェルジュの齋藤惠です。
お金を貯められる人は、たくさんの節約術を身につけているものです。
しかし、ついついやってしまいがちな節約術の中で、実は逆効果になってしまうことがあったらもったいないですよね。
皆さんは、以下の項目に心当たりはありませんか?

(1)ポイントやクーポンの大量保有
皆さんのお財布の中にも、束になってたくさんのポイントカードやクーポン券が溜まっていないでしょうか? それ、本当に全部使いますか?
必要なときにお得な買い物ができれば有効な節約術と言えますが、ポイントやクーポンに振り回され過ぎていると、無駄なものを買ってしまったり余計な手間や時間をかけてしまったりという結果につながることも。
これでは節約とは呼べなくなってしまう状態にもなりかねません。
本来、お金を節約するには無駄なものを買わないことが一番なのですから、ポイントカードやクーポン券も本当に利用価値のあるものに絞って保管しておけば、必要なものを無駄なくお得に購入・利用することができますよ。
(2)賞味期限間近の割引食品の大量買い
スーパーに行けば必ず見切り品コーナーがあり、賞味期限が迫っている食品たちがお値打ち価格で売っています。
すかさず手に取ってしまうという人は、「今日明日で食べ切れば問題ない」と大量に購入してしまい、かえってもったいない結果を招いているということはないでしょうか?
もちろんすぐに食べ切ることができれば良いのですが、こちらも上のポイントやクーポンと同じく、必要のないものまで買ってしまう懸念があります。
本当に有効な節約ができている人の買い物は、事前に先々のメニューを決めて必要な分の食材のみを調達するスタイルが定番です。
(3)送料無料のネットショッピング
店舗よりネットで商品を購入した方が安く手に入ることが多く、持ち帰る手間も省けるので、今やネットショッピングが買い物の主流となっている人も少なくはないはずです。
そこで気になるのが送料ですが、たいていのサイトでは一定額以上の購入で送料が無料になりますよね。
そのお得なようで甘い罠にハマってしまう人はなかなかお金が貯まらないかもしれません。
「あと○○円で送料無料だ」と思うと、ついついあれもこれもと欲しくなってしまうものです。後で送られてきた明細を片手に後悔することも……。
(4)雑誌や日用品の定期購入
消耗品や毎月決まって購入するものは定期購入の申込みによって割引が受けられることがあります。
それが自分の生活にとって不可欠なものであれば、とても有効な節約術と言えるでしょう。
しかし、その量や内容を加減しないと毎月無駄なお金を払っていることになりますので、契約は定期的な見直しが必要です。
特に雑誌などを何誌も購読している人は、節約のために購入する雑誌を絞る勇気を持ちましょう!
節約ができる人の特徴は何と言っても買い物に無駄がないことです。
目先のお得な情報に流されることなく、本当に必要なものを見極めていけば自然とお金は貯まっていくものなのですね。
【参考文献】
・『お金がたまる裏ワザ本ー無駄な出費をトコトンはぶいて、必ず得する知恵と方法!』暮らしの達人研究班・編
●ライター/齋藤惠(金融コンシェルジュ)
●モデル/福永桃子