スナック菓子を活用!? 子どもの“魚嫌い”を克服する調理方法4つ
2016年11月25日 | よみものスナック菓子を活用!? 子どもの“魚嫌い”を克服する調理方法4つ

【ママからのご相談】
わが家では主人が肉好きなこともあって、食事は肉料理をメインにすることが多いのですが、そのせいか2人の子どもたちもあまり魚を食べてくれません。
決まった魚が嫌いというわけではないのですが、魚を出すと「骨がイヤだ」「皮が嫌い」といろいろな理由を付けては残そうとし、食事中のテンションもダダ下がり……。お魚好きのお子さんは、どんなお魚をどんな調理法で食べるのが好きなのか知りたいです。
揚げたり香りづけしたりするのがオススメです
こんにちは! ライターのNANARUKAです。
子どもにできるだけいろんな食べ物をバランス良く食べてもらいたい、ということはすべてのお母さん方の願いだとは思いますが、そううまくいかないことも多々あるかと思います。
しかし、子どもの好き嫌いの場合、見栄えや味付けの工夫であっさり解決できることも多いものです。
今回は、魚嫌いの子どもをもつママさん方がオススメする、子どもに食べさせやすい魚の調理法をご紹介します。

【揚げる】香ばしい衣で食欲アップ期待大!
カルシウムが豊富に含まれる、ワカサギやシシャモなどの小魚は小さいうちから唐揚げやフライなどで丸ごと食べてもらいましょう! その他、竜田揚げや天ぷらも、いろいろな魚をおいしく仕上げてくれます。
『フライをするときは、残ったパンをフードプロセッサーにかけて衣にしています。市販のパン粉よりも風味がずっとよくなるので、お魚フライもどんどんお代わりしてくれます』(7歳女の子・4歳男の子のママ)
『うちの娘は天ぷらの衣が大好きなので、魚はもちろん、どんな野菜でも天ぷらにするとモリモリ食べてくれます』(7歳女の子のママ)
【香りづけする】魚臭さを抑えて風味豊かに
魚の生臭さを抑えるには、できるだけ新鮮な素材を使うことが前提ですが、青のり、カレー粉、青じそなどを混ぜ込んで調理すれば、臭みはさらに抑えることができます。風味も一気にアップして食欲が出ること間違いなし!
『うちの5歳長男と2歳長女は、ショウガとニンニクを効かせたサバの竜田揚げがお気に入り。食材の臭み消しに、赤ちゃんのころから香味野菜をすすんで使ってきたので、少々香りの強いものでも喜んで食べてくれます』(5歳男の子・2歳女の子のママ)
『子どもが苦手な魚は衣にカレー粉や粉チーズを混ぜて揚げ物にします。そのままではなかなか食べない大葉も、刻んで揚げ衣に混ぜると気にせず食べてくれるし、いろいろな味を楽しめるので大人にもオススメです』(7歳女の子・5歳女の子のママ)
『あまり魚を食べない子どもたちに、余ったスナック菓子を砕いて衣に混ぜて魚フライを作ったら本当によく食べるようになりました!』(8歳男の子・6歳男の子のママ)
【チーズと合わせる】旨味がプラスされてクリーミーな仕上がりに
チーズを乗せて焼いたり、挟んで揚げたりすれば、手軽に子ども好みの洋風味にすることができます。深みが出てクリーミーになるだけでなく、栄養面でも優秀なおかずの完成!
『アジやサバなどの青魚はチーズ焼きで仕上げるとよく食べてくれます。トマトなどの野菜も一緒にグリルすれば、栄養価も高いオシャレな主菜になりますよ!』(9歳女の子・7歳男の子・4歳女の子のママ)
『苦手な魚料理をはじめ、食べ進まないおかずやスープにもチーズをかけてチンすればたいてい食べてくれるので、わが家の冷蔵庫にはチーズが欠かせません』(10歳女の子・6歳男の子のママ)
【混ぜ込む】骨や皮も気にならず主食もモリモリすすむ!
骨や皮を嫌がる子には、ご飯やチャーハン、パスタに身を混ぜ込んでしまいましょう。
ママの手間はかかりますが、子どもにとっては魚を意識することなく旨味を味わえ、主食もパクパク進むでしょう。
『タイやカマス、アジなどは、混ぜご飯にすると必ずおかわりしてくれます。骨が心配な乳幼児期にもピッタリです』(5歳男の子・2歳男の子のママ)
『忙しいときには、ストックしてあるサバ缶や鮭缶を使ってチャーハンにします。骨まで柔らかくなっているから丸ごと食べられるし、ほどよく味も付いていて手軽に一品できちゃいます』(10歳男の子・8歳女の子のママ)
いかがでしたか?
毎日の食事作り、大変な日もあるかと思いますが、毎日の一食一食の積み重ねが、健やかな子どもの体を作ります。
とくに成長期の子どもには、頭の働きをより良くするためにもタンパク源、カルシウム源を豊富に含む魚をたくさん食べさせてあげたいものですよね。
小さなお子さんの魚嫌い改善や毎日のレシピの参考になれば幸いです。
●ライター/NANARUKA(フリーライター)
●モデル/藤本順子(風悟くん)