古顔になってない? アラサー女子でも“今顔”になれるメイクのコツ3つ
2016年11月11日 | よみもの古顔になってない? アラサー女子でも“今顔”になれるメイクのコツ3つ

【女性からのご相談】
23歳で結婚してから10年。アラサーになったけれどメイクは10年前のままです。とくに気にしてなかったのですが、最近実際の年齢より老けてみられることが多く、これはメイクのせいではないかと思っています。
やはり10年前と同じメイクのままでは老けて見えるのでしょうか?
トレンドを無視したメイクは老けて見えます
ご相談ありがとうございます。こじらせ美容オタク家のともです。
10年前のメイク、もしかしたらパウダーファンデでがっつり肌のアラを隠し、またマスカラたっぷりのひじきのような目元に細まゆ……。まさに“頑張ってます感たっぷりメイク”ではないでしょうか?
20代のときはそのようなメイクでも肌の弾力と元気さで違和感なく受け入れられましたが、アラサーとなるとそうはいきません。
むしろそれが痛々しくなり、余計に老けて見える原因になってしまうことも……。そこで今回は、その古顔から卒業できる今のトレンドのアラサーメイクを伝授します!

ファンデは隠すのではなく透明感重視
パウダーファンデで肌のアラを隠そうとすればするほど老けて見えるのは、それと同時に肌の透明感とツヤを消してしまうから。また、シワはパウダーを重ねれば重ねるほど目立ちます。
できるだけ粉物を使うのは避けて、肌なじみのよいリキッドファンデを使いましょう。粉はそもそも肌に存在しないもの。使いすぎると違和感しか残りません。
幸い今は高機能リキッドファンデがたくさんでています。わざわざ厚塗りしなくても、ナチュラルに肌悩みをカバーしてくれ、その上透明感を損なわないようなファンデもたくさんあります。できるだけツヤが出るタイプをいろいろ試してみましょう。
また、あまりに厚塗りの肌は「私は自分の肌が嫌いなんです」と自分のコンプレックスを全面に出しているようで、女性としての魅力も損なうことに。
アイシャドウは単色で
盛るアイメイクブームは5年前にとっくにすぎているということ。アイシャドウを5色使いわけて、アイラインは極太、マスカラは超ボリュームタイプ……それは「私はトレンドにウトいダサい女です」と顔で言っているようなもの。
マスカラはボリュームタイプではなく、まつ毛が細く長くなるようなタイプをチョイス。根元よりも毛先を繊細に塗り重ねましょう。
アイラインはぼかしやすいペンシルアイライナーで埋めるように描くと深みのある目元が作れます。
アイシャドウは断然ワンカラーが旬。マットな質感のものより濡れ感を感じさせられるようなシャドウを単色でまぶたになじませると、簡単にトレンドの目元に。
眉はなだらか太眉の時代
眉毛も今はなだらかな太眉の時代。細眉ブームはとっくにすぎて、眉毛を育毛する人も増えているのだとか。
ただ太眉と言ってもアーチを描きすぎた眉はNG。眉尻は少し高めで、眉山はなだらか、眉頭の上を太くすれば今っぽ眉が仕上がります。
眉を描くときのオススメコスメはアイブローパウダー。パウダーなのではっきり仕上がらず、絶妙なボカしも可能に。眉と目元のバランスをとることによって、目元にわざとらしくない強さを出すこともできます。
カラーもヘアカラーと必ず同じ色にする必要はなく、自分の顔に自然になじめばそれで大丈夫。あまり明るすぎると大人っぽさは半減です。
無理して作りこんでいる印象がないメイクこそが古顔にならないコツ。
全てを厚く、大きくではなく、深みやツヤのあるような印象が残るようなメイクを目指す、ということです。
何もしてないように見えて、やるべきことはきちんとやっている、そんなメイクをすれば相談者さんもむしろ年齢より若く見えますよ。
【参考文献】
・『In Red 2016 2月号』
●ライター/とも(こじらせ美容オタク家)