見た目に一工夫! 小食の子どもに楽しくごはんを食べてもらうコツ3つ
2016年10月14日 | よみもの見た目に一工夫! 小食の子どもに楽しくごはんを食べてもらうコツ3つ

こんにちは。運動会にハロウィンと秋はイベント盛りだくさん。楽しみながら準備に奮闘中のフリーママライター、横山かおりです。
秋といえば食欲の秋ですが、食欲がなかなか出ない子も多くいます。少食なのは大きな悩みですよね。
そこで今回は実際に少食の子をもつママたちに、楽しくたくさんごはんを食べてもらうためのポイントを聞いてきましたのでご紹介します。

(1)主食を食べやすい形に変えてみる
『おにぎりの場合はスティックおにぎりにしたり、小さなおにぎりにしたり。パンのときは小さなサンドイッチや具を挟んでハンバーガーのようにしています。ただお茶碗によそうよりも、はるかにたくさん食べてくれます』(2歳と4歳の女の子のママ)
『多少面倒ではありますが、できる範囲でキャラごはんを作っています。やはり食欲が違います』(3歳女の子と7歳男の子のママ)
ママの手間は少し増えてしまいますが、ごはんの見た目を変えることはやはりとても重要。
食べる量も変わりますが、朝の忙しい時間、食べるスピードにも変化が現れてきますよ。
(2)食事の量を見直してみる
『幼稚園のお友だちと同じくらいの量のごはんにしていましたが、どうしてもお弁当を食べる時間も1人だけ遅くなってしまうので、ひとまわり小さいお弁当箱に。お昼の時間も嫌がらなくなり、お弁当の時間が楽しくなったようです』(2歳男の子と5歳女の子のママ)
『食事の量が多いとそれだけで食欲をなくしてしまうので、「これで足りるかな?」というギリギリの量であげています。足りなければおかわりをあげればいいし、すべて食べたという達成感が味わえるようになりました』(2歳女の子のママ)
一番最初に戻って、食事の量から見直してみることも大切です。
最初から少なめにする、というのは少し意外でしたね。「全部食べた!」ということで食事の楽しさを感じ直せるのかもしれません。
(3)好きなものを用意する
『食事のときは必ず娘の好きなフルーツを取り入れるようにしています。でもそれは「ごはんを全部食べたら」という条件。フルーツを食べるために、頑張って食事も食べています』(4歳女の子のママ)
『食事の中でひとつは必ず子どもの好きなものを入れるようにしています。まずは食べることが楽しみになってほしいからです』(4歳男女双子のママ)
「食べることは楽しい」まずはそう思ってもらうことが大切。自分の好きなものが食卓にあると、それだけで子どもたちの目は輝きます。
苦手な野菜などもうまく取り入れつつ、好きなものを目立つようなところに配膳するのも大切ですね。
子どもの食欲にはムラがあり、頭を悩ませるママも多いでしょう。でも少しの工夫をすることで食べる意識は大きく改善します。
手間がかかることもありますが、今だけだと思って子どもたちに食の楽しさを教えていきましょう。
●ライター/横山かおり(ママライター、元モデル)
●モデル/神山みき(れんくん)