なんで既読にしないの? 実際にあった“ボスママ”の怖〜い体験談4つ
2016年10月5日 | よみものなんで既読にしないの? 実際にあった“ボスママ”の怖〜い体験談4つ

子育てをしていると何かと不安になるものです。「こんな育て方で大丈夫かな?」「もしかしたら間違った教育をしているかも」……。
そんな不安を共有できる心強い存在が“ママ友”ですね。子どもを育てているという同じ立場にあるからこそ、悩みや喜びを共有することができます。
しかし、“ママ友”というのは諸刃の剣。場合によってはこの世で最も面倒な存在に変わり果ててしまいます。
そんな厄介なママ友の中でも、最高に面倒くさいのが“ボスママ”。
野生動物顔負けのマウンティングで周囲のママを自分の下に従えようとするからです。
しかし、「ボスママなんて空想上の生き物でしょ。そんな人に出会ったことないし」と眉をひそめるママも少なからずいます。
そんなママに知っていてほしいのは、“ボスママは突然現れる”ということです。
今は周囲にそんな人がいなくても、環境や立場が変われば彼女たちと遭遇する可能性はあります。
そんなときのために、ボスママの生態と対処法を今のうちから知っておくことはとても大切なことです。
そこで今回は、実際にボスママの被害に遭ったというママさんたちに取材し、ボスママの怖〜い生態について教えてもらいました。

(1)虚言癖ボスママ
『小学校のPTA役員決めでの話。自ら会長に立候補したボスママが、なぜか急に私に副会長をやれと言ってきました。
私は仕事上どうしても役員をすることができなかったので、丁重にお断りしました。しかし、それが逆鱗に触れたようで、その日から周囲のママたちから無視されるようになってしまいました。
後から聞いた話ですが、そのボスママは裏でLINEを使って私が不倫をしていると言いふらしていたそう。あまりにショックでしばらく立ち直ることができませんでした』(30代/3歳男児、5歳女児のママ)
(2)自己中ボスママ
『新しくマンションに引っ越したとき、同じ年齢の子どもがいるママさんが隣に住んでいることが分かり、すぐに仲良くなりました。
しかし、次第にそのママの自己中ぶりが目立つように……。いきなり「幼稚園はここにするよ!」とか「ランドセルはこの色ね!」とか指示してくるのです。
幼稚園のときは誘ってくれたことがうれしくて従いましたが、さすがにランドセルの色は子どもに選ばせました。すると、それ以来マンションに住んでいるママたちがよそよそしい態度を取るようになりました。
ああ、あの人が裏で手を回してるな、とすぐに分かりました。私としては早く彼女と距離を置きたかったで、逆に良かったと思っています』(30代/7歳男児のママ)
(3)自意識過剰ボスママ
『小学校の入学式でいきなり「あなた、○○さん(ボスママ)のこと無視したの?」と知らないママに問いつめられました。
「え?」と聞き返すと、どうやらボスママが私にあいさつしたのに、私が無視したとのこと。「気づかなかっただけですよ」と諌めると、「直接謝った方がいい」と言われました。
入学式早々トラブルはごめんだと思い、渋々ボスママのところへ行き、詫びました。ボスママは「ふ〜ん。気づかなかったんだぁ」と横柄な態度。とてもイライラしたので一礼だけしてその場を立ち去りました。
どうやらその集団は幼稚園で一緒だったらしく、他のママにもいろんな言いがかりをつけていたようです。全て自意識過剰な言いがかりだったので、なんかの病気なんじゃないかと思います』(20代/6歳男児のママ)
(4)暇人ボスママ
『LINEの既読にめちゃめちゃ敏感なボスママがいて困っていました。一日に何十通もグループチャットにメッセージを送ってくるのですが、すぐに既読をつけて返信しないとあとで責めてきます。
私は忙しいので結構放置してたのですが、ある日ついに「なんで既読にしないの?」と問いつめられました。
「お前みたいに暇じゃないからだよ!」と言いたかったですが、ぐっと呑み込んで「忙しくて……」と下手に出たところ、「忙しいのは皆だって同じこと。もういい」とプンプンして去って行きました。
翌日から私は見事に強制的に退会させられましたが、いっそ清々しかったです』(30代/1歳男児、3歳女児、4歳男児のママ)
ボスママの餌食にならない方法
これまでボスママの被害に遭ってきたママたちのお話しを聞いてきましたが、皆さん間違いなく「面倒くさいから関わりたくない」と思ったことでしょう。
たしかに、ボスママの餌食にならないためには、最初から関わらないことが一番いい方法です。
しかし、幼稚園や小学校など、同じ環境に子どもが通っているとどうしても関わらざるを得ない状況に直面します。
そんなときは小難しいことは言いません。以下の3つを試してみてください。
・ボスママ及び周辺の雑魚ママを心の中でバカにする
・なるべく目立つ行動は取らない
・話すときは心に壁を作りまくる
この3つを実践することで、ボスママの餌食になって鬱になったり自殺に追い込まれたりすることは回避できます。
もちろん、本当はうまく関係を築くのが一番ですが、大抵の場合ボスママは人格破綻しているので、うまく付き合おうと思っても下僕にされるかストレス発散のターゲットにされるのがオチです。
あなたは実際にボスママに遭遇したとき、「え? こんな人間本当にいるんだ」と驚くことでしょう。
しかし、ボスママはあなたがビックリしている間にあれよあれよと自分にとって有利な状況を作っていきます。
まともに向き合わないのが一番です。台風が来たとき、雨風をかきけそうとどんなに努力してもムダです。
家の中でまったりと、子どもと映画でも見ながら嵐が通り過ぎるのを待つのが賢明です。
●文/パピマミ編集部