痛々しくない! センスよく見える家族のお揃いファッションテク3つ
2016年9月16日 | よみもの痛々しくない! センスよく見える家族のお揃いファッションテク3つ

【ママからのご相談】
カップルのころは旦那とお揃いのTシャツを着たり、同じものを身に着けたりしていたのですが、結婚後子どももでき、「さすがにペアルックはキツいかも……」と思うようになりました。
でもペアルックでいる一体感は私自身は好きなので、旦那と息子も一緒にペアルック的なおしゃれをしたいです。かわいい家族お揃いファッションってどんな風に着こなせばいいのでしょうか?
大人のペアルックは“やりすぎない”が基本!
ご質問ありがとうございます。こじらせ美容家のともです。
そうですね、上から下まで全部同じのペアルック……。はやった時代はありましたが、今はどうしても恥ずかしいというイメージに。
子ども同士のペアルックならまだかわいらしくて大丈夫ですが、大人となると“ただのイタい親”に……。
でも、ちょっとしたコツをつかめばペアルックでさえ“おしゃれな家族”という印象を与えることができるのです。
コツは、「よく見れば同じだね」というさりげなさ。やりすぎないことです!

柄だけお揃いにしてみる
『アイテムは違っても、一点だけ同じ柄を取り入れてみるだけでさりげないリンクコーデが完成』(20代女性/アパレル)
たとえば、“ボーダーだけ”をお揃いにしてみるのもアリ。
自分がボーダーのスカートを履いているのであれば、旦那と子どもはボーダーのTシャツといった具合に、同じ柄でもトップスに持ってくることで、統一感は出るけれどボトムスをお揃いにしたときとは印象が変わります。
そして柄も同じ柄でも全く同じではなく、色味やラインの太さで遊んでみてください。遊び心がお揃いルックには大切です。
ブランドを揃えておけば間違いナシ
『私と旦那と子ども、全員いつも同じブランドで揃えている。同じブランドだとコンセプトも同じであり“イメージ”が統一するので失敗がない』(30代女性/会社員)
小難しいテクニックが面倒な人は、“ブランドだけ”お揃いにすれば大丈夫。
同じブランドの服であれば、デザインは違ってもテイスト、ラインも似ているので何も考えずとも統一感が出てきます。
わざとらしい感じではなく、“なんとなく雰囲気が似ている”といったファッションをさりげなく簡単につくることができますよ。
できれば子ども服のラインナップも豊富なブランドがいいですね。
ブランドを決めてしまうと1つのショップで買い物が終わり、買い物疲れしないのもメリット。
カラーだけお揃い
『同じ服でなくてもカラーだけ揃えると遠目から見たときの一体感がある。ピンクはちょっと難しいので、ホワイト、ブラック、ブルーなどの男女どちらでも取り入れやすい色をチョイスするとうまくいく』(20代女性/自営業)
色味だけ合わせる、というテクニック。トップスとボトムスの“色合いだけ”を合わせることで、いやらしくない好感度の高いおしゃれが完成。
合わせるのは色味だけなので、センスもそんなに必要ではありません。
また、相手がシャツであれば自分はカーデにしてみたり、素材やデザインが違うものを選ぶことによって、より洗練された抜け感が出ます。
そして夫がパンツのときは自分はスカートを選ぶなど、女らしいアイテムをチョイスすることによって、ますます優しい印象に。
上級者はわざとトップスとボトムスの色を旦那と逆にすることでこなれ感をアップさせています。
旦那や子どもはカジュアルなのに自分だけコンサバ……では、やはり家族としての統一感に欠けてしまいます。
全体的なトーンを合わせるだけで、なんてことはないカジュアルな服もトレンド感を意識したようなお揃い感を演出できるのです。
そして家族のお揃いルックのメリットは、なんといっても“楽しいこと”。
毎回家族で出かけるときに「どんな服にしよう?」と話すことで、ちょっとしたイベント感覚も味わうことができ、家族の絆も深まりそうですね。
●ライター/とも(こじらせ美容オタク家)
●モデル/神山みき(れんくん)