激安でマイホームGET! 首都圏で一戸建ての“空き家”を探す方法4つ
2016年9月15日 | よみもの激安でマイホームGET! 首都圏で一戸建ての“空き家”を探す方法4つ

【女性からのご相談】
結婚して今は賃貸に住んでいます。調べてみましたが、首都圏で3LDKマンションを買うとなれば3,000万~4,000万くらい。
子どもも欲しいし、毎月家賃を払うなら家を買ってもいいのかなと思いますが、二人ともそんなに収入が多いわけじゃありません。どんな方法がおすすめでしょうか?
首都圏はマンションより一戸建てのほうが安い。
こんにちは。婚活・恋愛コンサルの菊乃です。
今回も暮らしのジャーナリストでファイナンシャルプランナーの高橋洋子さんにインタビューしました。
おススメは空き家活用です。
私も高橋さんにお会いするまで知らなかったのですが、マンションより安い一戸建てがあるのです。
イメージ先行で一戸建ては高いものだと思っておりました。
東京でも10軒に1軒が空き家。千代田区は空き家率25%なんだそうです。そう思って探すと、きっとあなたの家の近所にも何年も人が入っていない空き家があるでしょう。
でも住宅情報サイトにその家の情報は載っていないですよね。
もしかしたら、その持ち主が遠くに住んでいて、あなたが住んでくれるのだったら破格の値段で譲ってくれるかもしれません。
一般人は不動産情報サイトを見たりポストに入っていたマンションのチラシを見たりするぐらいかもしれません。
しかし、そういったところに載らない空き家情報があるのです。

空き家を探す方法
(1)不動産投資物件サイトをチェック
投資対象の不動産を扱う物件が載っているサイトがあります。こちらで物件をチェック。
私も見てみましたが、東京通勤圏内で400万円の千葉県の家がありました。
(2)競売情報・公売情報サイトをチェック
税金の滞納で、国税局や税務署が差し押さえた不動産などが見られるサイトがあります。運営元は裁判所や国税庁、不動産会社など。
デメリットは購入後しか物件の中に入ってみることができないこと。一般人にはハードルが高いのですが、掘り出し物も。
(3)頼りになる不動産屋を見つける
不動産会社の人だけが見ることのできる情報サイトがあります。
あなたが住みたいと目をつけた街があれば、そこの不動産屋に通って条件を伝え、「いい家が出たら教えて」と頼んでおきましょう。
サイトに載せる前に教えてくれるかもしれません。
(4)自分で家主に交渉
空き家とはいえ、持ち主はたまに換気などで家に来ることがあるかもしれません。ですから、ポストに手紙を入れておけば連絡が付くかも。
または近所の方に、持ち主の情報を聞いたり、不動産屋に行って調べたりする方法も。
たとえば、年老いた親が住んでいたけれども亡くなってからそのまま放置。不動産のことはよくわからないし、今は仕事が忙しくて親の家まで手が回らないなんて方、多いと思いませんか?
「そんな値段で売るか!」と言われるかもしれませんが、こういう地道な方法で100万円以下の格安価格で家を手に入れた方もいるそうです。
普通に買うよりもちろん手間ですが、その手間が数千万円にあたるなら、やる価値があると思いませんか?
【取材協力/高橋洋子】
暮らしのジャーナリスト・ファイナンシャルプランナー。『暮らし研究所エメラルドホーム』代表。
1979年岐阜県生まれ。情報誌の編集、フリーライターを経て現職。空き家をリノベーションし、安くマイホームを購入した経験からお得なマネー情報の研究に目覚め、ファイナンシャルプランナーの資格を取得。講演・執筆・FP相談を通じて、家探しの基本から中古住宅の価値向上とリノベーションの魅力を伝えている。
空き家活用に関するセミナーは3年でのべ2,000名参加。セミナーは「分かりやすくておもしろい。勇気がもらえる」と幅広い世代から好評を得ている。
著書に『家を買う前に考えたい!リノベーション』、『最新保険業界の動向とカラクリがよ~くわかる本』、『100万円からの空き家投資術』等がある。
【参考リンク】
・京の空き家率ランキング | スマイティ
・平成25年度住宅市場動向調査について | 国土交通省
●ライター/菊乃(婚活・恋愛コンサルタント)