安っぽさがプンプン! “生活感漂わせ系ママ”になっている人の特徴8選
2016年7月20日 | よみもの安っぽさがプンプン! “生活感漂わせ系ママ”になっている人の特徴8選

【ママからのご相談】
30代前半の専業主婦です。結婚を機に仕事を辞め、現在3歳の長男の育児をしています。
最近、OL時代の友人(独身)に「生活感出てきたね〜、すっかりママだね!」と言われました。
褒められているのか、マウンティングか……。どういう意味なのかは分かりませんが、私はとてもショックでした。
なぜ生活感を与えてしまったのでしょう? とてもアバウトな言葉なので、何を直せばいいのかわかりません。
ママから放たれる“生活感”の正体を探りました!
ご相談ありがとうございます。ママライターの木村華子です。
どういう意味かわからないけど、漠然と見下された感のある“生活感”。相談者様のおっしゃる通り、とてもアバウトなキーワードです。
しかし、他人から放たれる生活感オーラを察知した経験は、きっと誰しもがお持ちのはず。
目には見えないけれど……、「それは何か」と聞かれてもハッキリとは答えられないけれど……、“生活感”というモノはたしかに存在するのですー……。
なんだかオカルトチックな感じですが、今回はその実体を探るべく、独身&既婚女性の皆さまへ「身の回りの既婚女性に生活感を感じた瞬間は?」という質問をぶつけ取材を行いました。
自分からにじみ出ている生活感の正体は一体何なのか!? その疑問を紐解くヒントにお役立てください!

身の回りの既婚女性に生活感を感じた瞬間
(1)生活感の正体は? 〜ファッション編〜
『子どもが保育園に上がったあたりから、安い服ばかり着るようになった既婚の友人。生活感がスゴい。
ファストファッションは確かに独身女性でも着ていることがあるけれど、あくまでも“ファッションに取り入れている”程度。全身プチプラで固めてしまうのはいかがなものか……。もうアラサーなんだからさ……』(30代/独身)
『“安さ”に加えて、“無難さ”を選ぶようになったらオシマイだと思う。クローゼトットには黒、グレー、ベージュ、ネイビー、カーキのアイテムばかり。あと、時々ボーダー。一つひとつは「無難だし、きっとどんな服にも合わせられる!」と賢い買い物をしたつもりでいる。
でも、それらをうまく組み合わせることよりも、無難に着こなすことしか考えていない。無難な色のアイテム全部を身にまとうと、いつも典型的な“生活感丸出しおばさん”が完成する。私のことです』(30代/既婚)
『本人はオシャレなつもり。でも、そばから見れば“若作りギャルババア”って感じのママ友がいる。これは私の偏見だけど、ギャル服って安そうに見える。アレは、若い顔と若い体、そして若い肌じゃないとやっちゃイケナイ。
その人を見ていると、安いアパートの汚い洗面台で身支度をしてきたんですよ〜っていうイメージがありありと伝わってくる。安っぽさは、生活感だと思う』(30代/既婚)
昨今では、ファストファッションへの敷居も低く、独身・既婚に関わらず多くの方がプチプラアイテムを身にまとっています。購入すること自体に問題はなさそうです。
生活感につながるのは、“全身をプチプラで固めてしまう”“全体のコーディネートを考えない(オシャレ<無難さ)”“年齢や自身にマッチしたファッションを知らない”というポイントにあるのではないでしょうか。
【解決策】
・全身プチプラ化を防止
・大人なきちんと感が演出できる洗練されたアイテムを持つ
・無難なコーディネートに走りすぎない
・骨格診断やパーソナルカラーなどを調べ、本当に自分に似合うファッションを理解する
(2)生活感の正体は? 〜お金編〜
『結婚すると、家庭ごとに事情があることだけど、やっぱり羽振りがイイ人は生活感が無いイメージがある。逆にセコセコしてたり、貯金に一生懸命だったりする人は、所帯じみてる感じ』(20代/独身)
『いつも金欠で、安物ばかり買ってる人。そして、いかに安かったかわざわざ話してくる人。以前そんな人に、「“ちふれ”の化粧品って、あなどれないよ〜」と勧められたことがある。ちふれが結構イイのは知ってるよ。
でも、ファッションに気を使わない、美容院にも年単位で通っていないような、美意識の低いくたびれた主婦に勧められても説得力ないよ!』(30代/独身)
子育てをしていれば金欠になることだってあります! また、育児中の女性が貯金に一生懸命になるのも当たり前のこと!
こればっかりは家庭の事情なので、「改善策は収入を増やすことです」などということにはできません。
とはいえ、「金欠・貧乏=生活感」というイメージを持った人が多いのも事実……。
【解決策】
・たとえ本当に金欠だったとしても、それをむやみに他言しない
・賢い(安い)ショッピングができてうれしいとき、自慢話は家族だけにとどめておく
(3)生活感の正体は? 〜発言編〜
『「自分はオモシロイ人」と思っているのか、いつも自分の家族をイジった自虐ネタを話してくる既婚の友人。会うたびに子どもの失敗や旦那さんのダメなところを、面白おかしく愚痴ってる。
聞いてる側は笑うしかないけど、あまりにも悪口が多くて正直不快だし、その姿はいかにも“生活感にまみれたママ”だなあ……と感じる』(30代/独身)
『疲れた顔で口を開いたかと思えば文句ばかり言ってる人。文句を言うって、つまり自分の生活をさらけ出してるワケだから、生活感が出て当たり前だと思う。もうちょっとポジティブになろうよ……』(30代/既婚)
『私の職場には、逆に全く生活感のない既婚女性がいる。結構ふくよかな体型をしているし、高級な服を着てるわけじゃないんだけれど、なぜか彼女が家事をしてる姿がイメージできない。
私なりに理由を考えたら、その人は家族や家庭での話をしていないことに気がついた。既婚の人の話題って、どうしても夫や子どもの話ばかりになりがちだけど、それが生活感になっているのかも……』(20代/独身)
今回の取材で、私が「もしかして、ここが一番重要なのでは……?」と感じたのは、この発言編でした。
たしかに、特別オシャレでもないし、スタイルがいいわけでもないのに、なぜか生活感のないオーラを放っている女性に時々出会います。
そんな人はいつも、多趣味であったりボキャブラリーが多かったり……と、わざわざ自分のプライベートを持ち出さなくても話を盛り上げられるスキルがありました。
逆に、身だしなみに隙がないのに生活感がある人は、自分の家族や生活にまつわる話をたくさんしているように感じます。
“結婚している私”“ママな私”“主婦な私”という肩書きが話題にのぼらなければ、当然ママの生活感は見えてこないでしょう。
くわえて、愚痴・文句に生活感を感じる方も多く見受けられました。
【改善策】
・家族や家庭以外の話題で、人と話すようにする
・愚痴や文句など、ネガティブな話をしないよう気をつける
着る服、金銭感覚、会話内容……随所に生活感が潜んでる!
ひとくちに「生活感」と言っても、その原因はさまざま。ファッションセンスや金銭感覚、発言にいたるまで、生活感はあらゆるシーンに潜んでいます。
上記で紹介したこと以外にも、以下のようなプチ情報がありました。
・リラックマが大好きなママ友。おばちゃんが持つキャラ物は、生活感以外の何物でもない。
・ファンデの厚塗り。夕方になると鼻がテカテカ、ヌルヌル……。見た目が汚い。汚さは生活感になると思う。
・髪がゴワゴワしてる人。肌が汚い人。年齢を重ねたら、この辺のケアが貧乏くささや生活感に直結してくる。
・服がシワシワだったり、傘がボロボロだったり、身だしなみがだらしない人は家の汚さとかもイメージできてしまう。
「生活感のないママになりたい!」と願うのであれば、これまでの自分を振り返り、どこに生活感を感じさせる要素があったのかを探してみましょう。
直すべきポイントを明確にして、ぜひ脱・生活感漂わせ系ママを目指してください。
●ライター/木村華子(ママライター)