脱・マタニティウェア!? 妊娠中のお腹をおしゃれに隠す方法3つ
2016年6月16日 | よみもの脱・マタニティウェア!? 妊娠中のお腹をおしゃれに隠す方法3つ

こんにちは、海外在住プロママライターのさとうあきこです。
妊娠中にはいろいろな変化が起こります。お腹のでっぱりという体形変化は、その中でも最も目立つ変化でしょう。
別に隠す必要はないと分かっていても、目立ちたくないなと思う女性もいます。また、マタニティ期だからこそできるオシャレを楽しみたいという女性もいるでしょう。
でも、マタニティ期は期間限定。専用の服をアレコレ買うのはもったいないと考えるのもまた自然なことです。
そこでここでは、妊娠中のお腹をさりげなく隠しつつオシャレに演出できる、予算的にもお手軽な方法をご紹介します。

(1)アジャスターで手持ちのパンツをマタニティ仕様に
スカートやパンツ類はウエストサイズがネックになって、いち早く着られなくなります。でも、マタニティ用のパンツはスタイル面でどうしても見劣りします。
そこで、手先が器用な30代のEさんは、“マタニティアジャスター”を愛用していたそうです。
ボタンやジッパー開閉タイプに限定されますが、スカートやズボンのボタンとボタン穴の間にベルトを装着し、ジッパーは開けっ放しで使用します。
ただ、このままだと下着が丸見え状態。そこで、見せタイプの腹巻きと丈の長いトップスを合わせれば見た目だけでなく冷え対策も完璧というわけです。
ボタンだけでなくジッパー部分を覆う布のついたタイプもありますが、これだと使える衣類が限られるほか、価格が高くなってしまいます。
『ボタンとボタン穴を結ぶゴムベルトなら簡単に手作りできて数百円で完成よ』と笑う彼女は、妊娠8か月まで普段のデニムをステキにはきこなしていました。
(2)基本のマタニティをスカーフプラスで数倍着回す
50代で3児の先輩ママIさんは、『市販のマタニティでも、スパッツやワンピースなどのゆったりタイプなら産後も着られるからお得』と言います。
だからといって、何着も買うのはやっぱりもったいないので、オーソドックスなもの数着を上手に着回す方法を工夫したそうです。
そこで役立ったのがスカーフ。柔らかな素材の大判スカーフを色や柄違いで用意すれば、時にはサシュとして、時にはリボンとして、市販のマタニティに変化をつけてくれるというわけ。
『ベースになるマタニティはシンプルに、スカーフは大きくて異なった色柄ものを選ぶのがこの着回し術の基本よ』と教えてくれました。
このスカーフ、産後の授乳時の目隠しにも使えてとても便利です。
(3)わざわざ隠さないという選択肢もアリ
海外の妊婦さんたちは、お腹のでっぱりを必ずしも隠しません。スパッツなどは腰ではき、トップスはヘソ出しで着てしまいます。
当然、お腹はポッコリと生の顔を出した状態です。ただ、さすがにそこまで“隠さない”のは、日本人としてはやりすぎかもという気もします。
海外で3人の男の子を育てる40代のNさんは、『妊婦だからってゆったりとした衣類で体型カバーばかり気にしなくてもいいじゃない?』と言います。
活動的な彼女が好むのは、Tシャツやタンクトップとリブ素材のスカートやパンツというピッタリとした体の線が出るスタイル。
『普段よりも妊婦のほうがスタイルを気にせずにすむ』という彼女の言葉に「なるほど」と納得してしまいました。お腹がポッコリと出ていて当たり前ですものね。
マタニティ衣類だとブカブカモッサリしがちですが、彼女のスタイルなら全体的にスッキリとして、見た目にも活動的な妊婦さんといった感じ。
普段なら気になるだろうバストやウエストサイズも、マタニティ期なら気にする必要がありません。
お腹への視線が気になる場面では、『ロング丈のカーディガンやウィンブレを羽織るだけで、後ろと横からの視線はほとんどカットできるから試してみて』とのことです。
下手に隠さず堂々とスッキリ明るく見せるスタイルもステキですね。
まとめとして
いつもと違う服(マタニティ)を着ていること、それが妊婦であることを周囲に宣伝してしまい、注目を集める結果にもなります。
マタニティだからといって特別なファッションにこだわらず、普段通りのスタイルに小物をプラスアルファしながらおしゃれを楽しむ工夫をすることが、妊娠中のお腹をさりげなく上手に隠すことにもつながるようです。
●ライター/さとうあきこ(海外在住プロママライター)