五感を刺激してあげよう! 月齢別「赤ちゃんとのお出かけ」アドバイス
2016年4月15日 | よみもの五感を刺激してあげよう! 月齢別「赤ちゃんとのお出かけ」アドバイス

こんにちは! 魔のイヤイヤ期を半年後に迎える娘を子育て中のママライターなかやまあぽろです。
すでにいろんなことに対して「イヤ!」と言い始めているのですが、これは序の口なのでしょうか……。
温かい気候になり、公園で子どもたちとピクニックを楽しめる時期となりましたね。公園デビューやお出かけデビューを計画しているママたちも大勢いるのではないでしょうか。
今回は、お出かけの場所やスケジュールのアイデアを、育児センターの方よりアドバイスしていただきました。
赤ちゃんの月齢別にまとめてみましたので、ぜひ参考にしてくださいね。

“赤ちゃん第一”のお出かけスケジュールを立てましょう
お出かけのスケジュールを立てるときは、第一に赤ちゃんの体調や生活リズムを見直してみてください。
だいたいどの時間に授乳や食事をしているか、赤ちゃんがお昼寝をするかなど、お出かけの時間帯を選ぶことがポイントです。
また、低月齢の赤ちゃんは、夏は暑すぎない夕方ごろや、冬は寒すぎないお昼前後のお出かけなど、気候も見計らって行動しましょう。
3~6か月の赤ちゃんは、五感を刺激してあげて
一般的に赤ちゃんの視力は、3か月ごろから色の認識ができるようになったり、動くものを目で追ったりするようになると言われています。
このころから積極的にお出かけし、赤ちゃんの五感を刺激してあげましょう。
おすすめなのは自然が豊かな公園です。
まだまだ遊具で遊べなくても大丈夫。木の幹の感触を楽しんだり、色とりどりの花の景色や、鳥のさえずりを聞かせてあげることによって、赤ちゃんは少しずつ外の世界に慣れていきます。
いきなり長時間の外出は赤ちゃんが疲れてしまうので、最初は1時間前後を目安にしましょう。
慣れてきた様子であっても、最長2~3時間で切り上げるようにすることがポイントです。
その他、真夏や真冬などは授乳室やおむつ替えルームなどの施設が整ったショッピングモールもおすすめです。
7~11か月の赤ちゃんは、午前中からちょっと長めのお出かけにトライ
7~11か月の赤ちゃんは離乳食も安定し、おすわりやハイハイができるようになったりと、成長が著しいころです。
このころからは、ぜひ午前中から昼食をはさんだお出かけにトライしてみてください。
公園はもちろん動物園や水族館など、赤ちゃんも大人も楽しめる場所がおすすめ。
視力もだんだんとついてくるころなので、ベビーカーに乗せっぱなしにしないで、抱っこで視界を変えてあげることがポイントです。
滞在時間は5~6時間程度が目安ですが、赤ちゃんが疲れすぎないように適度に休憩を取って。
1歳からの赤ちゃんは、自由にたくさん歩かせてあげて
1歳~1歳3か月の8割の赤ちゃんは、自分で歩けるようになっているころです。
歩き始めの赤ちゃんはまだ自分でバランスがうまく取れないこともあるので、外出先では特に注意してあげましょう。
行動範囲が広がるので、広い公園や遊園地などのテーマパークがおすすめです。
いつもとは違う、広い場所で自由に歩き回ったり走ったりするだけでも赤ちゃんは楽しめます。
そのとき、他人の通行の妨げにならないように、パパとママがフォローするのはマナーですね。
また、いちご狩りなどの体験もトライできるようになるころ。
「いちごさん、真っ赤でおいしそうだね」「いくつ食べられるかな?」など、たくさん声をかけてあげて赤ちゃんの好奇心を育てましょう。
6~7時間のお出かけでも平気なころですが、途中でお昼寝してしまうことも。
そのときは大人もゆっくり休憩を取るなど、臨機応変な無理のないスケジュールを立てることがポイントです。
お出かけのたびに、赤ちゃんもパパもママもきっと新しい発見があると思います。
家族や外部とのよいコミュニケーションの場にもつながるので、ぜひ積極的に計画を立ててみてくださいね!
【参考文献】
・『育児新百科 泣きやまないときの解決! ヒント集』ベネッセコーポレーション・編
●ライター/なかやまあぽろ(ママライター)
●モデル/大上留依(莉瑚ちゃん)