プレママは要チェック! 「妊娠線」ができやすい人の特徴&予防法3つ
2016年4月11日 | よみものプレママは要チェック! 「妊娠線」ができやすい人の特徴&予防法3つ

【ママからのご相談】
もうすぐ妊娠5か月になろうとしているプレママです。だんだんとお腹が目立つようになってきました。そのせいかお腹の皮膚にむず痒さを感じるときがあります。
今まで特に妊娠線予防の対策をしてこなかったのですが、そろそろ何かケアをした方がいいでしょうか? 具体的にはどんな方法がおすすめですか?
ぜひとも今から対策を始めて。一番は急激な体重増加を防ぐこと。
こんにちは、ママライターのacoです。ご相談ありがとうございます。
妊娠線は一度できてしまうと完全に消えることはありません。出産後、徐々に薄くなり目立たなくはなるものの、できれば予防したいですよね。
通常、妊娠線は妊娠8か月ごろから現れることが多いのですが、お腹が目立つようになる妊娠中期にできる人もいます。ぜひこのタイミングからケアを開始しましょう。
一番の予防方法は急激な体重増加を避けることですが、それ以外に保湿やマッサージも効果的です。

こんな人は妊娠線ができやすい
ぽっちゃり体型の人は一般的に妊娠線が現れやすいと言われています。
皮下脂肪が厚いと皮下組織が伸びにくくなり、皮膚に亀裂が入りやすくなることが原因のようです。
その他に小柄な人やお腹の赤ちゃんが大きめの人、双子を妊娠している人なども、皮膚が大きく伸びるため妊娠線ができやすいでしょう。
具体的な予防方法
(1)急激に体重を増やさない
妊娠線を防ぐ最も効果的な方法は、急激に体重を増やさないようにすることです。
妊娠中期に入るとつわりがおさまることもあり、食欲が増え、知らず知らずのうちに太ってしまったという人も多いです。
バランスのよい食事と適度な運動で乗り切りましょう。
(2)脂肪がつきやすい部分はこまめに保湿を
クリームやオイルで保湿することも大切です。妊娠中はホルモンの変化によりどうしても皮膚が乾燥しがちです。
しっかり保湿をして伸びやすい皮膚を維持しましょう。
『高価なクリームを少しずつ使うよりも、お手頃価格のものをこまめにたっぷりと塗りこんだ方が十分に保湿できた』(30代ママ)
『お腹ばかり保湿していたら、お尻と胸に妊娠線ができていた』(30代ママ)
というママ友の意見もありました。お腹だけでなくお尻や太もも、胸など、脂肪がつきやすい部分をこまめに保湿することがポイントですね。
(3)保湿と同時にマッサージも
保湿の際にはマッサージも同時に行いましょう。お腹の両わきを、恥骨からおへそに向かって下から上にマッサージします。
胸やお尻も持ち上げるように下から上へ。円を描くようにマッサージするのもいいでしょう。新陳代謝がアップし、伸びやすい皮膚になります。
もし妊娠線ができてしまっても諦めないで
残念ながら、気をつけていても妊娠線ができてしまうことはあります。
その場合、入浴後に皮膚の繊維にそって縦方向にクリームなどでマッサージしたり、蒸しタオルを使って温湿布をしたりましょう。
完全に消すことはできませんが、だんだんと目立たなくなります。
また、産後に体が回復したら、腹筋を鍛えるのも効果的です。お腹のたるみが引き締まり、妊娠線を短くとどめることができます。
いかがでしたか?
妊娠線予防のケアは早いに越したことはないですが、妊娠中期になってもまだ対策ができていないという人は、ぜひスタートしてみてくださいね。
【参考文献】
・『はじめての妊娠・安産百科』井尾裕子・監修
●ライター/aco(フリーライター)