陣痛の合間に運動!? 先輩ママが実践した「安産の秘訣」一覧
2016年4月4日 | よみもの陣痛の合間に運動!? 先輩ママが実践した「安産の秘訣」一覧

【ママからのご相談】
今2人目を妊娠中で、もうすぐ8か月になります。上の子は3歳です。出産のときは、上の子を私の実家に預ける予定になっていますが、夜に私と離れて過ごすのは子どもにとって初めての経験です。
なんとか早く産んで上の子のもとに戻ってあげたいと思うのですが、1人目を産んだときは難産で、出産までにも数日かかったくらいでした。安産になるためにできることって何があるのでしょうか。
動いたり、気持ちを落ち着かせたり。無理のない範囲で試してください。
ご相談ありがとうございます。ママライターのマフィーです。
「まずは生まれてくる赤ちゃんのことだけを考えて」と言われることも多いと思います。
しかし、どうしても寂しい気持ちになっているであろう上の子のことを考えてしまいますよね。
では安産のために、今からできることって何があるのでしょうか。

安産になるために私が実践していたこと3つ
そもそも、安産の定義は人によってさまざまです。“早く生まれること”に重きを置く人がいれば、“痛みが少ない”ことを重視する人も。
もちろん陣痛から出産までの時間がそれほどかからず痛みが少なかったとしても、母子ともに健康でなければ安産とは言えないですよね。
上の子のためにと考えるのであれば、母子ともに健康で母体の回復が早く、なおかつ陣痛が始まってから早く生まれてくるというのが、安産の条件になるかと思います。
妊娠後期の今からでも安産のためにできることをまとめてみました。
(1)会陰を伸ばす運動をする
私が第一子を産んだときは会陰切開をしましたが、第二子出産のときは切らずにそのまま生まれてきました。
切ってしまうと、産後の回復が遅くなってしまいますよね。トイレに行くたびに痛いし、立ったり座ったりするのも一苦労。上の子はすぐに抱っこをせがみますし、そのたびに会陰が痛む……。
会陰を伸ばすために有効なのは、蹲踞(そんきょ)のポーズ。おすもうさんが土俵でシコを踏む前にしているあの体勢です。
お腹が大きくなっているので倒れそうになる場合はそのままお尻を床につけて、あぐらに似た形で左右の足の裏を合わせるのも有効です。
(2)骨盤体操を行う
枚方市の鍼灸接骨院で“お産時間をできる限り少なくする方法”として紹介されているのが骨盤体操。方法は、以下の2通り。
【足首回し】
足を前に伸ばして座り、大きく円を描くように足首を動かします。ポイントは、足首だけではなく股関節から動いていると意識すること。5周回したら次は反対に5周。
【おしりふりふり体操】
四つん這いの姿勢になり、息を吐きながらおしりを左右にふります。右にふっているときは右のおしりをのぞきこむように。左にふっているときは左のおしりをのぞきこむように。ゆっくりと左右5回ずつ行います。
(3)陣痛が来て病院に着いたらとにかく歩く
第一子出産時は、陣痛から出産まで数十時間。でも第二子出産時は、陣痛から出産まで2時間。
私の2回の出産経験で違ったのは、陣痛が来てから行った病院での運動量です。
2人目の出産のときは、陣痛の合間にベッドの周りをぐるぐる。陣痛が来て立っていられなくなったらベッドに寝込む。
遠のいたらまたベッドの周りを歩く。我慢できなくなるまで続けていたら、すぐにお産でした。
「陣痛の合間に動くと赤ちゃんが下に降りてくる」ということを聞くことがあると思いますが、これはかなり効果があったと実感しています。
みんなは安産のために何をしてる? ママたちが実践した安産のコツ
上記は私が試していた方法ですが、他のママたちはどんな安産のための方法を試しているのでしょうか。
ミキハウス子育て総研の調査によると、
・塩分を控える、カロリーを控えるなどの食事制限
・ウォーキング、エクササイズなどの運動
・出産時のイメージトレーニング
などをはじめとして、
・呼吸法の練習
・クラシックやソフロロジーなどの気分が落ち着く音楽を聞く
・拭き掃除などの家事をがんばった
・草むしりやトイレ掃除などを行った
など、気持ちを落ち着かせたり、いつもよりも家事の行動量を増やしたりといったことをしているようです。
2人目の出産は上の子の試練の時! 成長した顔が見られる
一度経験していても、出産前はやっぱり怖いですよね。上の子のことも心配だし、今から生まれてくる赤ちゃんが元気に生まれてくるかどうかも心配。ママは気になることでいっぱいです。
2人目の出産は、上の子にとっては初めての試練です。きっとさみしいし戸惑うし、不安にもなるけど、それでも少したくましくなった姿を見ることができます。
あまり無理はせず、できることからはじめてみてください。
●ライター/マフィー(ママライター)