断捨離or保管? 「子どもの思い出品」を整理するアイデア集
2016年3月21日 | よみもの断捨離or保管? 「子どもの思い出品」を整理するアイデア集

こんにちは。ライターのNANARUKAです。
春から始まる新生活へ向けて、心身共に軽やかな気分でスタートできるよう、身の周りの整理整頓を始めている方も多いかもしれません。
その際、困ってしまうのが子どもの品。とりわけ赤ちゃん時代の物は処分するのに勇気がいるものではないでしょうか。
ある程度大きくなった子どもが所有する物は、多くの専門家が「捨てるか取っておくかは本人と相談のうえ」と論じているように、子どもの成長のためにも親子で話し合って決めるべきですが、赤ちゃんのころの衣類、おもちゃ、記念品などは、親にとっても自分が父、母になった記念の品。
スパッと断捨離するか保管するかは迷うところだと思います。
みなさんは、かけがえのないもの、世界にひとつだけのものとどう向き合っているのでしょうか。
参考になるアイデアも一緒に、先輩ママさんたちに取材しました。
“子どもの思い出品”を整理するアイデア集
ファーストシューズ
『きょうだいみんなで使い回してボロボロですが、だからこそどうしても捨てられなかったので、片方だけ取ってあります』(40代ママ)
『サイズアウトした靴はすべて処分していますが、柔らかくて小さなファーストシューズだけはジップバックに入れて保管しています。子どもが大きくなったらぜひ見せてあげたいので』(30代ママ)

産着
『小さく切ってかわいい瓶に入れて飾っています。時折眺めては、着ていた当時を思い出しています』(30代ママ)
『端切れにして縫い合わせ、ファブリックパネルにして飾っています』(30代ママ)
産毛
『3歳まで伸ばし続けた髪の毛をカットする際に毛筆にしました』(30代ママ)
『手縫いのお守りの中にほんの少しだけ入れました。育児に悩んだときに赤ちゃん時代を思い出すと頑張れます』(20代ママ)
写真
『最近はデータ保存が主流ですが、写真はやはり紙で残したいので、点数を決めて定期的にプリントします。ポイントはひと月の上限枚数を決めること』(30代ママ)
『後ろ姿やブレた写真はモノクロプリントして額に入れれば、アートなインテリアに変身』(30代ママ)
音声
『ビデオ録画ではなく音声だけの記録もおすすめ。音だけに集中できるので、息づかいや話の間などもよく感じ取ることができます』(40代ママ)
『自分が子どものとき、親がカセットテープで日常会話を録音していて、大人になった今でもそれを聞けば当時の記憶が一気によみがえります。だから自分でも子どもとの会話をよく録音しています』(30代ママ)
本・書類
『赤ちゃんのときに好きだった絵本はタイトルをメモして処分しました。毎日読んでいても数年もたてば忘れてしまうと思ったので』(30代ママ)
『保育園に通い始めたころのお便りは少しだけとってあります。赤ちゃんのころの園生活は忘れてしまいがちなので』(40代ママ)
作品
『お絵描きは、味わい深いものだけをスクラップ』(20代ママ)
『園から持ち帰ったらすぐに本人に持たせて写真撮影しておき、しばらくしたら処分します。小さい子の作品はとても壊れやすいので、持ってきたその日に記録に残してしまうのがポイント』(40代ママ)
木製のおもちゃ
『劣化するものではないし、はやりすたりもない。品質の良い物は長持ちするので、将来、孫ができたときのために取っておきます』(30代ママ)
『デザイン性の高い木のおもちゃは、インテリアにもなじむので飾って楽しんでいます』(40代ママ)
いかがでしたか? みなさんの工夫を凝らしたスマートな保管方法、まねしてみたいものばかりです。
モノの整理と心の整理、自分のモノでさえなかなかスムーズにいかないものですが、それに子どもとの思い出も加わると断ち切るのはそう簡単なことではありませんよね。
しかし、スペースは限られています。そして、これからもモノは増えていくことでしょう。
定期的に見直し、折り合いをつけて、身も心も軽い毎日をすごしたいものですね。
●ライター/NANARUKA(フリーライター)