引越しで食器を割らない梱包方法
2016年3月21日 | よみもの引越しで食器を割らない梱包方法

【女性からのご相談】
結婚して初めて夫に転勤の辞令が出ました。結婚以来、お気に入りの食器を集めて大切に使ってきましたので、お引越しで割れてしまわないか心配です! 食器が割れない梱包の仕方を教えてください。
> 食器を包むために必要なもの(P1)
> 食器の梱包方法の基本4つ(P2〜3)
> 食器別の正しい包み方(P3)
> 【番外編】引越し業者が食器を割っていたときの対処法(P4)
> まとめ(P4)
食器の梱包で気を付けるべきポイントを紹介します
ご相談ありがとうございます! 転勤族フリーライターのパピルスです。
食器は、「結婚祝いにもらった物」「旅先で気に入って購入した物」「シリーズで揃えている物」など、思い入れのある物も多く、割れてしまうと非常に残念な気持ちになりますよね。
私の過去のお引越しで食器が割れてしまったことは、2回。1回は、初めてのお引越しのとき。2回目は、最近の引越しで珍しく夫が食器類の梱包を手伝ってくれたときでした(笑)。
新居で段ボールを開封してがっかりしないためにも、食器の梱包方法はしっかり押さえておきたいところ。
私が初めてのお引越しで失敗した後、お引越しの先輩方に教えてもらった食器の梱包方法を詳しくご紹介しますね。
食器を包むために必要なもの

食器を段ボールにつめる際には、ひとつひとつの食器を包む必要があります。これは食器同士が直接触れて割れてしまうことを防ぐためです。
この衝撃を吸収するために、シワがあって空気をふくむものや、やわらかく厚みのある素材が適しているとされています。
どの家庭にもあってすぐに準備できるものの代表は新聞紙。簡単に丸められるため、隙間に詰めて緩衝材とすることもできます。
ただ、印刷物であるため、インクが手につくなど食器に使うことを躊躇してしまうこともありますよね。
そんなときは、この新聞紙と同じような働きをしてくれるクレープ紙がおすすめ。
梱包するための専用紙として売られており、シワによる伸張性で引っぱりに対する強度が強くなっているため破れに強いという特徴があります。
この他、薄くのばした発泡スチロールのようなミラーマット、「プチプチ」とも言われる緩衝材のエアキャップなど、梱包専用品を使うとより安心ですが、タオルやキッチンペーパーなど家庭にあるものでも代用可能です。
また、包んだ後にそのままにしておくと、梱包材がズレてしまったり外れてしまったりすることもあるため、端をとめられるようにガムテープやセロハンテープも準備しておきましょう。
→次ページでは、食器の梱包方法の基本について見て行きましょう。