ちゃんと栄養取れてる? 野菜ジュースの効果的な飲み方4つ
2016年3月17日 | よみものちゃんと栄養取れてる? 野菜ジュースの効果的な飲み方4つ

こんにちは。健康・美容ライターのMAKIです。
仕事が忙しく食生活が不規則な人や、一人暮らしでなかなか自炊ができない人は、健康に良さそうだからと、野菜ジュースを飲まれていることがあります。
野菜ジュースは、1日に必要な野菜を濃縮してジュースにしてあるため、野菜の代わりになりそうに思えますが、実は、飲む際には少し注意が必要です。
> スムージーとは違うの?(P1)
> 野菜ジュースで栄養が取れないと言われる理由3つ(P2)
> 野菜ジュースの問題点(P3)
> 野菜ジュースで得られる栄養素(P3)
> 賢い野菜ジュースの選び方2つ(P4)
> おすすめの野菜ジュース2つ(P4〜5)
> 野菜ジュースを効果的に飲むポイント4つ(P5〜6)
> 【目的別】野菜ジュースを飲むべきタイミング4選(P6)
> 野菜ジュースの飲み過ぎによるデメリット3つ(P7)
> 野菜ジュースを手作りするポイント(P7)
> 手作り野菜ジュースにおすすめの食材6選(P8)
> まとめ(P8)
野菜ジュースの定義とは

今やコンビニやスーパーなどで必ずと言っていいほど見かける“野菜ジュース”。
何かと野菜不足になりがちな現代人にとってはとても助かるものですよね。
しかし、一口に“野菜ジュース”と言っても、実は入っている成分によって表記が異なることをご存じですか?
まず、“野菜ジュース”と名乗れるのは野菜汁が100%のものだけです。
たとえば、“トマトジュース”と表記するためには、トマトの果汁100%で構成されている必要があります。
一方、野菜汁(果汁)100%で構成されていないものは、別の表記を使わなくてはなりません。
たとえば、果汁50%に野菜汁50%の場合は“ミックスジュース”と表記されます。
その他野菜汁(果汁)が10%〜100%未満のものは“○○%△△果汁入り飲料”と表記され、0〜10%未満の場合は“清涼飲料水”や“炭酸飲料”などの一般的な名称で表記されます。
ちなみに、一般的な野菜ジュースは“濃縮還元”という製法で作られていますが、これは一度4〜6倍まで野菜汁(果汁)を濃縮した後、水を加えて100%に戻すというもので、この製法を用いられたものも“ジュース”と表記することができます。ただし、“濃縮還元”という表示が必要になります。
濃縮還元を用いずに野菜汁(果汁)をそのまま使用したものは“ストレートジュース”と呼ばれます。
スムージーとは違うの?

近頃では“グリーンスムージー”などが人気を博していますが、スムージーと野菜ジュースはどう違うのでしょうか。
明確な定義はありませんが、
・野菜ジュース……野菜をジューサーにかけて繊維を取り除き、水分のみを抽出したもの(市販のものは加熱処理もしている)
・スムージー……生の葉野菜などを用いてミキサーにかけ、粉砕した繊維ごと抽出したもの
という違いで認識されているようです。
市販の野菜ジュースが熱処理で多くの栄養素を失っているのに対し、スムージーは熱処理を一切行わず、繊維も残しているため、栄養が豊富だと言われています。
→次ページでは、野菜ジュースで栄養が取れないと言われる理由を見ていきましょう。