高校・大学生ママ必見! 母子家庭向け支援金&奨学金制度まとめ
2016年3月16日 | よみもの高校・大学生ママ必見! 母子家庭向け支援金&奨学金制度まとめ

大学生向けの支援金&奨学金5つ

(1)日本学生支援機構の奨学金
国内の大学院や大学・短大・高専・専門学校に在学する生徒を対象とした貸与型奨学金制度です。
学力人物ともに優れた生徒で、経済的な理由により修学が難しい人が対象となります。
【第一種奨学金(利息なし)】
・国公立/自宅通学の場合……月45,000円
・国公立/自宅外通学の場合……月51,000円
・私立/自宅通学の場合……月54,000円
・私立/自宅通学の場合……月64,000円
【第二種奨学金(利息あり)】
大学や通学の形態を問わず、3・5・8・10・12万円のいずれかから選択。利息は月によって変動し、年利0.16〜0.69%の間を上下します。
(2)JT国内大学奨学金
国内の大学進学希望者、進学者を対象とした給付型奨学金制度です。
【応募条件】
・指定された国公立大学1年次への進学希望者または進学者
・指定された高等学校長または大学長の推薦を受けた人
・学力人物ともに優秀で、修学のために経済的支援を必要としている人
【給付額】
各大学在学中に必要な月額費用、入学金や授業料などに必要十分な額が給付されます。
(3)三菱UFJ信託奨学財団の奨学金
財団が指定した大学の2〜4年生の学生を対象にした給付型奨学金です。
【応募条件】
・4年生大学2年生以上に在学している
・学力人物ともに優秀で、修学のために経済的支援を必要としている人
・保護者の年収が800万円未満であること
・在学する学校長の推薦を受けた人
・将来実業に従事して、学術の研究に当たる人
・採用後、財団の指定する銀行に自身で普通預金口座を開設できる人
・満23歳以下の日本人であること
【給付額】
月額で35,000円給付されます。
(4)マイナビ進学奨学金
給付型の奨学金制度のなかでは最も応募条件がゆるい奨学金です。
【応募条件】
マイナビ経由で志望大学のパンフレットを取り寄せ、そこに進学した人が対象となります。成績や家計の状況は加味されません。
【給付額】
課題作文を提出し、審査を経て優秀だと認められれば、
・最優秀賞……50万円
・優秀賞……40万円
・部門賞……15万円
が給付されます。
(5)新聞奨学生
学校へ在学中に新聞配達やそれにともなう業務に従事することで、新聞社側が学費の支払いを行うという制度です。
給料はもちろん、寮などが用意され食事等の提供が行われることもありますが、労働環境として厳しい面もあり、途中で投げ出してしまう人も少なくないようです。
多くの新聞奨学生で科目の多い理系学部の生徒が不適応となっていることからも、その負担が見て取れます。
また、新聞配達店を辞める場合には、原則として奨学金の返済が求められるため、当初金銭的な困窮によって奨学生となった人は返済ができず、やめたくてもやめることができないという状況に陥ることもあるでしょう。
早朝から配達業務が始まり夜は集金業務と時間の制約が強く、プライベートな時間はもちろん、本来の目的である学業についても支障をきたすことが少なくないようです。
あらかじめ実態を把握し、利用する場合には慎重な姿勢が求められるでしょう。
なお奨学会には、朝日奨学会・読売育英奨学会・産経新聞奨学会・毎日育英会などがあります。
→次ページでは、高校・大学どちらでも使える支援金&奨学金を紹介します。