高校・大学生ママ必見! 母子家庭向け支援金&奨学金制度まとめ
2016年3月16日 | よみもの高校・大学生ママ必見! 母子家庭向け支援金&奨学金制度まとめ

高校生を対象にした支援金&奨学金9つ

(1)高校生等奨学給付金制度
低所得世帯の授業料以外の教育費をまかなうために国が給付する奨学金で、返済する必要はありません。
【利用条件】
・非課税世帯
・保護者が申請する自治体内に住所を持っている
・生徒が国公立問わず高校に在学している
・2014年4月以降に入学している
の4点があります。
【給付額】
支払われる具体的な金額は以下の通りです。
・生活保護受給世帯……国公立:年32,000円/私立:年52,600円
・市町村税所得割額が非課税の世帯……国公立:年37,000円/私立:年38,000円
・非課税世帯(第一子)……国公立:年37,400円/私立:年39,800円
・非課税世帯(第二子)……国公立:年120,000円/私立:年138,000円
(2)地方自治体の奨学金
支給が受けられる要件は、“成績優秀だけど経済的な理由で進学が難しい生徒”であることです。
自治体によって支給額は異なりますが、以下に主な自治体の奨学金を記載します。いずれも給付型なので返済する必要はありません。
>川崎市高等学校奨学金
“学年資金”と“入学支度金”があります。他の奨学金と併用することが可能です。
【学年資金】
国公立:年36,000〜48,000円/私立:年60,000〜70,000円
【入学支度金】
国公立:年45,000円/私立:年70,000円
>大阪市奨学費
大阪市内に住む市民税非課税世帯を対象にした奨学金。高校生や高等専門学校生に1年間だけ給付します。他の給付型奨学金とは併用不可能。
【学習資金】
国公立・私立問わず年7,000円以内
【入学資金】
国公立・私立問わず35,000円以内
>横浜市高等学校奨学金
横浜市に住所がある高校を対象に月額5,000円を支給します。他の奨学金と併用することはできません。
(3)石澤奨学会の奨学金
【利用条件】
・定時制通信制高等学校の生徒である
・在籍する高校の校長から推薦された人
・修学のために経済的な支援を必要としている人
・心身ともに健康な人
【給付額】
給付額は、国公立・私立問わず月額15,000円となっています。こちらも給付型なので返済の必要はありません。募集人数は毎年変動するようです。
(4)全国商業高等学校協会の奨学金
【利用条件】
・全国商業高等学校長協会に在籍する生徒
・学力人物に優れている人
・校長や各都道府県理事校校長の推薦を受けた人
【給付額】
1年間の支給に限定されますが、年50,000円の支給を受けることができ、返済の必要はありません。
(5)日本教育公務員弘済会の奨学金
【利用条件】
・就学意欲がありながら、経済的な理由で就学が困難な人
・高等学校に在学している人
・在学している学校長の推薦を受けた人
【給付額】
各都道府県ごとに支部があり、条件を満たすと年50万円以内が給付され、返済不要です。
→次ページでも引き続き、高校生対象のものを紹介します。