ワーママでも強制参加!? “保育園の役員”に関する基礎知識
2016年3月16日 | よみものワーママでも強制参加!? “保育園の役員”に関する基礎知識

子どもを保育園に預けると、ようやく時間に余裕ができたと胸をなで下ろす人は少なくないでしょう。しかし、幼稚園や小学校などと同様に保育園にも役員制度があります。
役員に選ばれると多忙なスケジュールを課されることもあり、仕事をしている人にとっては足かせになることも。
また、園によっては“一人一イベント”を任され、全員参加を強要されるところもあります。
そこで今回は、役員制度や活動内容、参加するメリットや実際にあったトラブル例など、保育園役員の実態についてご紹介します。
> 保育園の役員は意外とキツい!?(P1)
> 保育園の役員はどんな活動をするの?(P2)
> 保育園役員の役職(P2)
> 保育園の役員選出の方法(P2)
> 保育園役員を免除してもらえる人の特徴(P3)
> 保育園で役員をやるメリット3つ(P3)
> 保育園で役員をやるデメリット3つ(P3)
> 本当にあった! 保育園の役員にまつわるトラブル(P4)
> 保育園の役員を上手に断る方法(P4)
> 保育園の役員を上手に運営する方法(P4)
> まとめ(P4)
保育園の役員制度(PTA)の特徴

同じ保育園に子どもを通わせる仲間として保護者が先生と協力し、より良い保育を目指していこうという目的で設置されています。
一般的には園で行われる行事のお手伝いをしたり、保護者会などで意見を交換し合ったりといった活動をします。
しかし、園の規模や理念、保護者の就労状況などによって活動内容は大きく異なり、中には役員制度を設けていないところもあります。
傾向としては、園の規模が大きかったり、理念として「保護者主体の運営」などを掲げていたりする保育園ではPTA活動が活発なようです。
反対に、保護者のほとんどが就労していて実質的にPTA活動が行えない場合や、園が運営の全てを管理している場合などはPTA活動が消極的な場合が多いです。
保育園の役員は意外とキツい!?

幼稚園と違って0歳児から託児を受ける保育園は、入園基準が厳しく設定されており、共働き世帯の割合が多いと言われています。そのため、時間に余裕のない家庭も少なくありません。
しかし、園が保護者の協力を強く求める傾向にあったり、保護者の間でPTA活動を活発に行いたいという声が大きかったりする場合は、どんなに多忙でも参加を強要される場合もあるようです。
とくに手のかかる0歳児の親にとっては、仕事や家事、育児とPTA活動を同時にこなすことは大きな負担となります。
“保育園=共働き家庭が多いからPTA活動がゆるい”という認識を持っている人もいるようですが、役員に立候補する際は自分の生活と両立できるかしっかり考えておきたいところです。
→次ページでは、保育園の役員はどんな活動をするのかを見ていきましょう。