免除はトラブルの元? “幼稚園の役員”に関する基礎知識とリアル事情
2016年3月14日 | よみもの免除はトラブルの元? “幼稚園の役員”に関する基礎知識とリアル事情

こんにちは。はぎわらももです。
幼稚園や学校の役員は、基本的に子どもの人数分、役員が回ってくる決まりがあるようですね。
とくに幼稚園の場合は、下に小さな子どもがいない人にできれば率先して引き受けてほしいようです。
「子どもの数=役員回数」は公平だと思います。2人の子どもなら2回。1人なら1回。きっとみなさんもそれぞれ引き受けてらっしゃるはず。
小さな子どもがいるママも、その子が大きくなって入園したら役員をやらなければならないのです。結局、みなさん公平に回ってきますよ。
> 幼稚園の役員活動の頻度や期間(P2)
> 幼稚園役員の選出方法(P2)
> 幼稚園の役員の役職と仕事内容(P2)
> 幼稚園の役員は早めにやる方がいい?(P3)
> 幼稚園の役員をやるメリット3つ(P3〜4)
> 幼稚園のPTA役員になるデメリット2つ(P4)
> 幼稚園の役員を断りやすくなる条件(P4)
> 幼稚園の役員を免除してもらうことのマイナス面(P4)
> 幼稚園の役員中に妊娠した場合の対処法(P5)
> 幼稚園役員のトラブル体験談(P5〜6)
> 幼稚園役員をそつなくこなすコツ5つ(P6)
> 幼稚園の役員からうまく逃げ切るコツ(P7)
> まとめ(P7)
幼稚園PTA役員の活動内容

1学期
・役員決め
・保護者懇親会、総会
・給食試食会
入園直後に役員の選出が行われます。
1学期には特別な行事はあまりなく、役員同士の顔合わせを兼ねた懇親会や、これからの活動内容を説明する総会的な会合が主なものとなるでしょう。
この他、保護者を招いて給食の試食会を行う幼稚園もあるようで、役員は準備などの手伝いをすることになります。
夏休み
夏の一大行事である夏祭りが行われます。役員は飲食物の出店などあらゆる企画や運営について携わる必要があり、当日は駐車場整理までしなければならないことも。
気温の高い中で行うことで危険性もあり、幼稚園によっては夏祭りを6月ごろに前倒しで行うところもあるようです。
2学期
・運動会
・バザー
2学期は大きなイベントが目白押しの季節。
運動会やバザーなど、幼稚園で最も大変といえる行事が立て続けに行われることで、役員にとっては気の休まらない期間となるでしょう。
特にバザーは、保護者から手作りの出品物を集めるなど商品集めをしなければならず、その後も商品への値付けや当日の収益金の管理など精神的にストレスのかかる仕事が数多くあります。
力を入れているところでは、役員が毎日のように幼稚園に通わなければならないこともあるようです。
3学期
・クラス文集作り
・卒園アルバム作り
・謝恩会(卒園茶話会)
卒園や進級にあたって、文集作りが始まります。
保護者から子どもたちにあてた手紙を集めたり、子どもたちの描いた絵などを集めたりするだけでなく、それらを製本して本の形にするのも役員の仕事です。
また、お別れ遠足が行われる場合には、当日の引率を行うため1日中つきっきりで行事へ参加する必要があります。
子どもが年長で卒園アルバムの作成が必要であれば、この時期に行われることになるでしょう。
それから、保護者から担任へ感謝の気持ちを表す『謝恩会(卒園茶話会)』も、役員の負担が大きなイベントです。
先生への花束やプレゼントの準備に始まり、当日に出す料理の準備など決めなければならないことがたくさんあります。
出し物としてダンスの練習が必要であれば保護者たちへの指示を出さなければならなかったり、園での思い出写真をスライドショーにして流すために自宅でパソコン作業をしなければならなかったりと、園によってイベントはさまざまです。
→次ページでは、幼稚園の役員活動の頻度や期間について見て行きましょう。