共存することも可能? 外来種&在来種のタンポポの見分け方と豆知識
2016年3月11日 | よみもの共存することも可能? 外来種&在来種のタンポポの見分け方と豆知識

タンポポと間違えやすい類似植物4つ
(1)オニタビラコ
日本全土で見られるオニタビラコ。
オニタビラコの特徴として、茎をちぎると白い液体が出てくることが挙げられます。
その他に、花びらの先端に細かな切れ込みが入っていることでも見分けることが可能です。
(2)ノゲシ
葉の部分にとげを持つノゲシ。
一つの茎から一つの花が咲くタンポポに対し、ノゲシは一つの茎から複数の花を咲かせます。
(3)ジシバリ
卵形の葉をしているのが特徴的です。
花を咲かせた後は、タンポポに比べると少ない花びらを付けます。
(4)ブタナ
タンポポに似ていることから『タンポポモドキ』という別名を持つブナタ。
ひょろひょろと長い茎に、花茎が枝分かれしていることで見分けることができます。
まとめ
「タンポポの意外な活用法」や「外来種の問題」などについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?
普段は気にも留めないことが多いかもしれませんが、その姿を全く見なくなってしまうときっと寂しさを感じる人が多いのではないでしょうか。
大人になって、子どもとにタンポポの見分け方を話せば尊敬のまなざしで見てもらえることもあるかもしれません。
ゴムの原料として使うことができれば、自然に還ることのできるゴム製品を作ることができるようになるなど、タンポポの無限の可能性に目が離せませんね。
【参考文献】
・『帰化植物秘話』高見沢茂富・著
・『身近な雑草の愉快な生き方』稲垣栄洋、三上修・著
・『楽しい自然体験(4)4月の自然あそび』竹井史郎・著
●ライター/*SARASA*(ママライター)
●追記/パピマミ編集部