褒めるフリして攻撃!? マウンティングするママ友との上手な付き合い方
2016年3月10日 | よみもの褒めるフリして攻撃!? マウンティングするママ友との上手な付き合い方

【ママからのご相談】
幼稚園の娘がいます。同じ幼稚園に通う女の子のママのことで相談です。彼女はとても面倒見がよく、私や娘をいつも気にかけてくれる優しいママです。
年齢も出身地も近いことから仲良くなりました。家も近いので、幼稚園が終わった後に遊んで過ごす時間が多く、ますます親近感がわいて仲良くするようになってきました。
先日、小学校受験の話になったときに、「○○ちゃんはしっかりしてるからお受験向きよね。うちの子なんてボーッとしてるからダメだわ」と言われました。
娘を褒められたように感じうれしかったのですが、後から、実は彼女の娘さんはすでに難関小学校対策のお受験塾に通っていて成績も良いようだと他のママさんから聞いて、彼女のことが分からなくなってしまいました。
それ以来なんとなくモヤモヤした気分が残り、最近では彼女の言動に何か裏があるように思えてしまいます。
子どもの友達だし大事にしたいけど、今後どうやって関係を続けていけばいいのでしょうか?
> そもそもマウンティングって何?(P2)
> マウンティングの例4つ(P2)
> マウンティングするママの特徴(P3)
> ママ友マウンティングが一番怖い!?(P3)
> ママ友マウンティングの体験談4選(P3〜4)
> マウンティングするママ友との付き合い方(P4)
> まとめ(P4)
気づかないうちに“マウンティング”されてたのかも
こんにちは。マリッジノート専門家の湯原玲奈です。
お子さんが小さいうちは子どもとママがセットでお付き合いする機会は多く、子ども同士の人間関係以上にママ友同士の関係性が難しいこともあります。
子どもの成績や夫の年収など、自分以外のことでそれぞれの“立ち位置”を評価しがちであることも特徴的です。
最近、「人より自分が優位に立ちたい」という目的で相手に発言をすることを、『マウンティング』というそうです。
どの年代にもいるとは思いますが、ママ友の世界こそ『マウンティング女子』なるものが蔓延しているのではないかという仮説を元に、幼稚園~小学生のお子さんを持つ30~40代の女性に取材してみたところ、こんな体験談を聞くことができました。
『ママ友に「いつも本当におしゃれでステキね」と言われましたが、そのとき着ていたのはユニクロ。「やだ、そんなことないわよ~これだってユニクロよ~」と返しました。
すると、「そうなのー? でもおしゃれなのね~。私はいつも高島屋で買うからユニクロ行ったことないのよ~」と言われました。後から「あれは自慢?」と気づきなんだかモヤモヤ』(36歳/幼稚園ママ)
『塾に行っている息子。同じクラスのママに、「息子さん週に3日も塾に行くなんてすごいわ~」と言われ、「そんなことないわよ。本人いやいや行ってるみたいだし」と返答。
それに対し、「行ってるだけえらいわよ。うちなんか塾に全然行ってないんだから」。後でわかったことですが、彼女の息子はうちの息子よりも成績が良いのです。塾に行ってないけどデキル息子っていう自慢?』(42歳/小学生ママ)
→次ページでは、マウンティングの意味について見て行きましょう。