不眠から膀胱炎まで! 先輩パパママが「育児で発症・悪化した不調」とは
2016年3月3日 | よみもの不眠から膀胱炎まで! 先輩パパママが「育児で発症・悪化した不調」とは

【パパからのご相談】
4月にパパになる予定です。育休を取ることになりました。以前、「運動不足になる」と書かれていましたが、その他体調面で気をつけたほうがよいことがあれば、教えてください。
各種の体調不良に注意しましょう。
さて、冒頭で“相変わらず運動不足”と書きましたが、子どもが成長するに連れて、徐々に運動量も増えてはいます。
娘はちょうど6か月になりますが、重さで言えば倍以上に育ったので、だいぶ重くなりました。
近頃はバランスボールの揺れがお気に入りのため、“抱っこして一緒にバランスボール運動”をすることが増えました。これで体幹が鍛えられると良いのですが……。

パパママが育児で発症/悪化した不調とは
さて、先輩パパママたちは、育児によってどのような不調を体験したのでしょうか。
フィジカルの不調
『けんしょう炎。ひどいときは包丁を握るのも大変で、パパに晩ごはんの支度を手伝ってもらいました』(38歳・ママ)
『子どもが重くなるにつれて、肩こりがひどくなって大変でした』(32歳・ママ)
『もともと腰痛持ちなのですが、子どもが重くなっていくにつれて、悪化する一方です。ぎっくり腰っぽくなることも増えました』(パパ・38歳)
いずれも、“子育てあるある”な症状です。それぞれ常態化しやすい症状なので、続くようならば専門機関の受診を考えましょう。
運動不足による血行不良が原因の場合、運動することで改善することも。
メンタルの不調
『夜泣きと夜中の授乳が続いて、うまく眠れなくなりました。子どもは最近だいぶ落ち着いたのですが、私は相変わらず眠れません。疲れやすいし、不眠症なのかなと思っています』(ママ・28歳)
不眠症状は、うつ病の第一歩です。産後うつや育児ノイローゼにつながりかねないので、改善が見られない場合は専門医などのカウンセリングを検討しましょう。
また、産後うつはママのみならず、パパにも発症することがありますので、夫婦ともに注意が必要です。
内臓などの不調
『子どもが生まれてから、今までみたいにゆっくりご飯を食べていられなくなり、早食いを繰り返すうちに、胃を悪くしてしまいました』(パパ・35歳)
『日中ひとりで子どもを見ているため、なかなかトイレに行くタイミングがつかめずにいたところ、ある日急に高熱が出て、病院に行ったら腎盂炎と言われてしまいました』(30歳・ママ)
子どもをひとりで見ているママがトイレに行けなくなり、ぼうこう炎や腎盂炎、腎盂腎炎を患ってしまうことが珍しくありません。
子どもが泣いてしまっても、できるだけトイレは我慢せず行くようにしましょう。
胃腸不良は早食いのみならず、ストレスが原因の場合もありますので、こちらも続く場合は専門家へ相談しましょう。
育児はカラダが資本!
なんと言っても、育児はカラダが資本です。育休に入られるとのことなので、ママと上手に連携・分担して、お互いを労わりながら育児を楽しんでくださいね。