パパも一緒に風邪予防! 普段から心がけたい「安産」のポイント5つ
2016年2月26日 | よみものパパも一緒に風邪予防! 普段から心がけたい「安産」のポイント5つ

【ママからのご相談】
こんにちは。先日妊娠していることが分かりましたが、出産に恐怖を感じています。
というのも、わたしの姉が先月出産したのですが、難産で大変だったという話を母から聞かされました。
それからというものの、出産が怖くて仕方ありません。安産のために普段から準備できることがあれば教えてください。
妊娠中はできるだけリラックスして、神経質になりすぎないで!
こんにちは。ママライターのなかやまあぽろです。
ご妊娠おめでとうございます! ご相談者様のお母様も、第二のお孫さんの誕生を待ちわびているでしょうね。
一般的に『安産』とは、母体にとってはもちろん、おなかの赤ちゃんにとっても苦しみが少ないお産のことを言うそうです。
一方『難産』と一口に言っても、陣痛が長時間であったり、予測がつかない胎盤の早期剥離といった危険と隣り合わせのトラブルであったりと、さまざまなケースがあります。
妊娠中から安産のために努力することはとてもいいことですが、神経を使ってストレスをためこんだら逆効果です。
出産まで、なるべくリラックスして過ごすことが安産への近道ですよ。
今回は、産院の助産師の方のアドバイスを元に、安産につながるポイントをまとめてみました。
ぜひ参考にしてみてくださいね!

安産のために普段から心がけたいポイント5つ
(1)仕事や家事のペースを落とす
妊娠中はエネルギーや酸素の消費量が多くなり、体にかかる負担も大きく疲れやすくなるものです。
日ごとに体調が変わりやすくなるので、しっかり自分の体の声を聞いてください。
気持ちも行動もゆっくりすることで、心と体がリラックスした状態が生まれやすいだとか。
仕事や家事は妊娠前と同じペースでやろうと思わず、周りや旦那さまにできるだけ頼ってみてくださいね!
(2)妊婦健診を必ず受ける
『飛びこみ出産』という言葉を聞いたことはあるでしょうか。
飛び込み出産とは、妊娠してから一度も妊婦健診を受けないまま出産に至るケースのことを指します。
以前、このようなケースの妊婦さんが出産時に受け入れ先の産院がなく、死産してしまうという事件がありました。
飛びこみ出産は、母体にとっても産院にとってもリスクがとても大きいので、妊娠が分かったら早めにかかりつけ医を見つけましょう。
ママがおなかを触ったりしても、赤ちゃんの様子は詳しく分かりません。
気付かないうちに異変が起きている可能性もあります。トラブルを早期発見するために、必ず妊婦健診を受けるようにしましょう。
また現在は一昔前より妊娠、出産をサポートする公費助成が幅広くあります。
住んでいる自治体に確認して、妊婦健診費用受給券や出産育児一時金などをうまく利用することがポイントです。
(3)体重のコントロールをする
急激な体重増加は妊娠高血圧や妊娠糖尿病などになることも。
つわりが治まったら、食生活を見直して体重のコントロールを心がけ、安産につなげましょう!
ママの食べた物が赤ちゃんの栄養になることを忘れないで。
1日3食バランスよくとることから始めて、食事全体のバランスを考えるといいそうです。
簡単でいいので、食事のメニューをノートにメモしておくことがポイントです!
(4)体力がおちてしまう風邪などに感染しないように、対策を念入りに!
妊娠中は、なるべく薬の服用を避けたほうがいいと言われています。
特に外出する際は人ごみを避け、風邪やインフルエンザなどの感染対策を怠らないで、しっかりと体調管理をしましょう。
また、外出している時間の長いパパから感染してしまう可能性もあります。
パパにもマスクをしてもらう、予防接種を打ってもらうなどの対策もお願いしましょう。
(5)安定期に入ったら、適度な運動をする
安産に必要なのは、なんといっても体力。
妊娠中はなにをするにも慎重になってしまいがちですが、安定期に入ってからは適度に体を動かして、体力を徐々につけていくことも肝心です!
無理のない程度にウォーキングしたり、早歩きをしたりと日常からすぐ始められます。
また、ストレス解消にも一役買うので一石二鳥ですね!
上記のどれも日常から心がけることによって、安産への道に少しずつ近づけることばかりです。
出産は大昔から繰り返されてきたもの。女性には“産む力”がしっかり備わっているので、あまり怖がらないでご自分の力を信じてくださいね!
【参考文献】
・『安産のために今すぐできること』学研パブリッシング・編集
●ライター/なかやまあぽろ(ママライター)