子育て終了でヒマ! パパが「40代からの趣味」を見つける方法
2016年2月17日 | よみもの子育て終了でヒマ! パパが「40代からの趣味」を見つける方法

【パパからのご相談】
40代男性です。比較的早い結婚だったので、子どもたちがすでに成人しました。自分の余暇の時間を確保することもできるようになりました。
妻も、「今まで忙しかったのだから、趣味でも持ったら?」と勧めてくれます。
しかし、今まで仕事と家庭のことばかりだったので何をやればいいのかわかりません。
父はそういえばパチンコが好きだったな、母はカラオケによく行っていたなと思い返してもいますが、自分が楽しむべき趣味がわかりません。
40代以降からは映画鑑賞がおすすめです。
子育てとお仕事、お疲れさまです。やっとひと段落ということでしょうか。
「余暇の時間を何をして過ごすか」というのは、大きな問題ですよね。
仕事や睡眠、食事を除いたこの時間を充実させることは、人生の充実にもつながるからです。
「特に趣味がないからパチンコに行く」「カラオケでストレスを発散させる」というのも、決して悪いことではありません。
ただ、周囲の人がどのような楽しみを持っているのかを知ることも、有意義なことです。

パチンコやカラオケ人気は大きく下降
パチンコやカラオケというのは、かつては非常に人気のあった娯楽でした。
特に、平成3年の段階では、「パチンコを余暇の時間に楽しんでいる」という人は20%を超えていましたし、カラオケも45%に届こうとする勢いでした。
しかし、これらは平成23年には大きく下落しています。
パチンコを楽しむ人は10%程度、カラオケを楽しむ人も30%以下となっています。
それに代わる趣味として現れたのが、“テレビゲーム”などです。
平成3年の段階ではわずか15%程度だったこの趣味は、平成23年には30%を超え、2倍以上の伸びとなっています。
40代は何を楽しんでいる?
上で紹介したデータは、“15歳以上を対象とした平均値”です。
では、40代の人は、現在どのような趣味を楽しんでいるのでしょうか。
もっとも多い趣味は、「CDなどによる音楽鑑賞」で、60%を超えています。続くのが、「DVDなどによる映画鑑賞」です。これは50%を超えています。
それ以外の趣味、「読書」「映画鑑賞」などはだいたい40%程度、「テレビゲーム」「水族館などの見学」は35%程度です。
余暇時間の過ごし方の様変わり
携帯ゲーム機やスマホなどでできるゲームが増えてきたこともあってか、ゲームにかける時間は多くなっています。
対して、パチンコなどを楽しむ人が減っているというのは、なかなか興味深いデータです。
“かけられるお金の違い”というのも、これに影響を及ぼしているのかもしれません。
ただ、“40代の趣味”というのは、どのカテゴリーでも、それほどパーセンテージに大きな違いはみられません。
このように考えると、40代というのは、「どの趣味でも均等に楽しめる」という、「バランスのよい世代」と言えるのかもしれませんね。
とりあえず、「やることが見つからない」ということであれば、映画の最新作などを借りてきてみてはいかがでしょうか。
週末、優しい奥様と一緒に夫婦二人きりで楽しむのもよいものですよ。
【参考リンク】
・平成23年社会生活基本調査 | 総務省統計局