家事は積極的に! パパが「妊娠中の妻」をサポートする方法5つ
2016年2月16日 | よみもの家事は積極的に! パパが「妊娠中の妻」をサポートする方法5つ

【パパからのご相談】
先日、妻から妊娠を告げられました。とてもうれしかったのですが、同時に妻の体調がすぐれず、不機嫌な日が続いて心配しています。
なにかをしてあげたいと思っているのですが、初めてのことで全く見当がつきません。
妊娠初期の妻のためにできることがあれば、アドバイスをください。
妊娠初期は、つわりが始まって一番つらいとき。心の支えになってあげて。
ご相談ありがとうございます。ママ歴2年目のライターなかやまあぽろです。
奥さまのご妊娠おめでとうございます! そして、気遣いができるとても優しい旦那さまでうらやましい限りです。
「妊娠初期っていつからいつまで?」と思うパパもいるかもしれません。
妊娠初期とは、妊娠に気がつく2〜4か月までの期間を指します。
妊娠初期はつわりが始まったり、精神的に不安定で落ち込みやすく感情のコントロールがうまくいかなかったりするママもいます。
そんなママのためにパパができることって何だろう? なにが喜ばれるんだろう?
今回は岐阜県医師会監修の『父子手帳』のアドバイスをもとに、妊娠初期のママのためにパパができることを5つご紹介するので、ぜひ実践してみてくださいね!

つわりのツラさを知り、気遣ってあげましょう
“つわり”は男性の皆さんでも一度は耳にしたことがあるかと思います。
全くつわりのない元気なママもいれば、気持ち悪くなって吐いてしまったり、体がだるくて起きられなかったりするママと、症状はさまざまです。
特にひどい場合は、食事が食べられない、水分も取れないなどで入院せざるを得ない場合もありますので、ママの体調に配慮して、いつも以上に気遣ってあげてください。
一般的に、つわりは胎盤が完成する4か月ころまで続くと言われています。
パパも自らつわりに関して情報を集め、ママのツラさを理解し、一緒に乗り越えてあげられるように努力しましょう。
たばこはやめましょう
妊娠中のママにとって、たばこの煙は百害あって一利なし。
受動喫煙の量が増えると、ママの血液が収縮しておなかの赤ちゃんにうまく栄養が届かず、低体重になるおそれがあるとされています。
この機会になるべくやめるようにしましょう。
どうしてもやめられない場合は、自宅で吸う本数を減らしたり、ママの健康に影響が及ばない場所で吸ったりなど配慮することが基本です。
重い荷物は率先して持って!
妊娠初期は前出にもあったように、ママの体はつわりや下腹が張って腰が重くなるなど重い荷物を持つのも一苦労。
週末に一緒に買い出しをするようにしたり、率先して重い荷物を持ってあげたりしましょう。
頼もしいパパになる! とアピールできるチャンスかも!?
ママと家事分担を見直して
いつもはゴミ出ししかしない……というパパも、妊娠初期で不安定な時期のママのために積極的になってみてください。
特にお風呂掃除や高い場所の拭き掃除など、すべって転んだり、急なめまいで倒れたりするおそれがあって大変危険です。
この機会に、ママと一緒に家事の分担を見直すことをオススメします。
バースプランを一緒に考えよう
「バースプラン」という言葉をご存じでしょうか。バースプランとは、“出産の計画やママの要望”のことを言います。
現代の出産は実にさまざまな種類や方法があり、自然分娩や無痛分娩、分娩する場所や呼吸法など、挙げればキリがありません。
いまいちピンとこないかも知れませんが、そんなときはママと一緒に産院へ行ってみましょう。
産科の先生や助産師さんと相談しながらママが何を望んでいるのか知り、お産を自分ごとととらえ、一緒に考えましょう。
きっとママも喜ぶはずです。
時間が合えばパパと産院に行き、一緒にエコーを見たり先生の話を聞いてくれるだけでもうれしかったというママはたくさんいます。
“出産”は、ママ一人のイベントではありません。新しい家族を迎える喜びを、妊娠中からママと一緒になって味わいましょう。
【参考文献】
・『パパスイッチオン!イクメンへの道』岐阜県医師会・監修
●ライター/なかやまあぽろ(ママライター)