相談相手がポイント! プレママが上手に「妊娠中の不安」と付き合うコツ
2016年2月3日 | よみもの相談相手がポイント! プレママが上手に「妊娠中の不安」と付き合うコツ

【ママからのご相談】
先日安定期に入りました。今、はじめての子どもを妊娠しています。
妊娠生活と言えば、もっと楽しくて余裕のあるものだと思っていたのですが、いざ妊婦になってみると毎日大変です。
不安なことが多すぎて、何が不安なのかもわからないくらい、とにかく不安なのです。どうすればいいでしょうか。
“不安”は感じて当然! 内容を精査して対処しましょう。
こんにちは、ライターの佐原チハルです。
妊娠中は、体調の変化・不調に加え、ホルモンバランスも崩れますので、気持ちがとても不安定になります。
個人差もありますが、自分も環境も激変するのですから、不安を感じて当然です。
ホルモンバランスの変化によるものについては、実際は“落ち着くまで待つ”以外にできることは少ないかもしれません。
ただ、“それ以外”のことでしたら、どうにかできることもあるかもしれませんよ。

妊娠中の“不安の内容”と“解消法”。それぞれの1位・2位は?
赤ちゃん用品の販売なども行っているコンビ株式会社が、「妊娠中の不安」についてアンケートを行ったことがありました。
初期・中期・後期とも、「不安の内容」の1位は「妊娠中のトラブル・不安(つわり・流産・早産など体調に関わること)」でした。
2位は、初期・中期では「お腹の赤ちゃん(体重や逆子かどうかなど)」で、後期は「出産(病院選び、陣痛への不安、里帰りについてなど)」でした。
解消法に関しては、初期・中期では1位が「夫に相談」、2位が「病産院の先生や助産師さんに相談」となっていて、後期では、この1位と2位とが逆転する形になっていました。
ご相談者様の場合は、いかがでしょうか。
適切に“相談する相手”を選ぼう
コンビ株式会社の行ったアンケートでは、「夫に相談」するという方法の人気が高かったのですが、旦那さんに話すという場合、解決方法を探るというよりは、「不安・トラブルを共有したい」という面が大きいのではないでしょうか。
不安やトラブルの共有は、パートナーとしてとても大切なものです。
漠然とした不安や、「答えがわかっているのに感じてしまう不安」などの場合は、相談するだけで気持ちが軽くなる、ということもあるでしょう。
しかし、“解消”という面で見た場合には、少し不足がある場合もあるかと思います。
たとえば、妊娠中の体調・赤ちゃんの様子・出産のことであれば、相談相手には医者・助産師・自治体の保健師などが適しています。
“出産後の生活”であれば、実家に話を聞きに行ったり、自治体の窓口に行って具体的な支援策を聞いてみたりするのがよいでしょう。
不安を解消するためには、その内容に適した解消方法・相談相手を探す必要があるのです。
まずは、不安の正体を探りましょう。不安の解明が、“解消”への一歩です。
「それでも不安で仕方がない」とき
誰に相談しても解消されない不安が残るときは、一度考えるのをやめ、体を十分に休めるようにしてみましょう。
体がリラックスできていないと、それだけで“不安感”が増したように感じられてしまうこともあります。
体と心とは、リンクしていることがあるのです。
温かいものを飲んで、パートナーに肩揉みや足裏マッサージをしてもらって、ぐっすり眠りましょう。
“休みきる”生活を数日続けることができると、それだけでスッキリできることもあります。
妊娠中の不安は、完全に解消することが難しいものも少なくありません。
自分なりの“不安との付き合い方”を確立して、心地よい妊婦ライフを楽しんでくださいね!
【参考リンク】
・妊娠中の不安 | コンビタウン
●ライター/佐原チハル(フリーライター)