意外とヒマ!? ママが赤ちゃんと“自宅”で楽しく過ごすコツ6つ
2016年1月22日 | よみもの意外とヒマ!? ママが赤ちゃんと“自宅”で楽しく過ごすコツ6つ

【ママからのご相談】
現在4か月の男の子のママです。首も完全にすわり、授乳間隔もあくようになりました。児童館に行ったりママ友と遊びに行ったりと外出もできるようになりました。
しかし、予定がある日はいいのですが、平日、予定がない日や雨の日で外出できないときなど、家の中で赤ちゃんと二人でどう過ごしたらいいかわかりません。
みなさんどのように赤ちゃんと過ごされているのでしょうか。
目と目を合わせて赤ちゃんと一緒に楽しむと、母子ともにリラックス効果あり!
生後4か月というと産まれてホヤホヤという時期を過ぎ、赤ちゃんの表情がしっかり出るころかと思います。
松田道雄氏の著書『定本 育児の百科(上)』によれば、生後4か月ごろの赤ちゃんの1日の睡眠時間は、よく寝る赤ちゃんでおよそ15時間ほどだそうです。
授乳の時間をのぞくと、赤ちゃんが起きている時間はおよそ5時間ほど。この時間を充実して過ごしたいですよね。
また松田氏は『そのさめている時間をいろいろ工夫して、赤ちゃんの人生を楽しくおくらせてやらねばならぬ』と記していてます。どの年齢の子であっても、子を持つ親にとって背筋が伸びる言葉です。
それでは、離乳食とハイハイをする前の生後4か月ごろの赤ちゃんを持つママたちは、家で1対1のときにどのように過ごしていたのでしょうか。
先輩ママにお話をお伺いしました。

ママが“生後4か月の赤ちゃん”と楽しく過ごすコツ
(1)歌を歌う
『よく歌っていました。好きなCDを流しながら、だっこや膝に赤ちゃんを乗せてメロディに合わせてスイングしていました。赤ちゃんの脳にいいと聞きクラシックなどを聞いたこともありましたが、結局一番よく聞いていたのは自分の好きなノリノリの洋楽です。母親も楽しいと赤ちゃんにも伝わるようでキャッキャと喜んでいました』(20代男の子ママ)
(2)自撮りをする
『自撮り! 赤ちゃんと一緒に寝そべって携帯電話の内側カメラで自撮りばかりしていました。日に日にプクプクしていくのが面白くて1日に100枚くらい撮っていました。今となればいい思い出です』(30代男の子ママ)
(3)“にらめっこ”や“いないいないバァ”であやす
『“にらめっこ”や“いないいないバァ”! 目と目を合わせると喜んでくれました。寝ている赤ちゃんの上から横から足の方から顔を出して全力でいないいないバァをすると声を出して笑って喜んでいました』(20代女の子ママ)
(4)座りながらの“たかいたかい”
『私が座った姿勢で両手で息子の両脇を支えて、私の腿の上を足でぴょんぴょんさせていました。脚力も日に日についていくのがよくわかり毎日の日課になりました。赤ちゃんも大喜びで声に出して笑ってくれたので私も一緒に笑顔になりますし、何より二の腕のシェイプになったと思います!』(30代男の子ママ)

(5)子どもにオシャレをさせる
『ハイハイし始めると写真なんて撮れないよと先輩ママから聞いていました。今がチャンスとばかりに娘を着せ替え人形のようにして洋服を着せたり脱がせたり、コーディネートを楽しんで写真に残していました。
スタイ違い、前髪の分け目違いなど一見どこが変わったかわかならいような写真ばかりですが、大きくなった今でもあそこまで集中して娘の写真を撮ったときはないのでいい思い出です』(30代女の子ママ)
(6)お散歩
『パパが出勤のときに家を出て駅までお散歩。お昼寝が終わったらまたお散歩。夕飯の買い物がてら夕方にお散歩。雨の日も傘をさして近場を歩いたり、マンションの敷地内をグルグル回ったり抱っこひもで1日3回お散歩していました。ハイハイをするようなるとさすがに重くて抱っこも苦しくなってきたので、息子が4か月ごろのいい思い出です』(30代男の子ママ)
4か月ごろの赤ちゃんの視覚は、だだものを見ているだけでなく、以前に見たことがあるという記憶をもつようにもなるそうです。
目に入る全てのものに興味が広がるこの時期に、一番近くにいるママや周りの方が笑顔だと自然と赤ちゃんも笑顔になります。赤ちゃんが笑顔だと、ママの疲れも吹き飛びますよね。
日中1対1で赤ちゃんといると息が詰まることもあるかもしれませんが、驚くスピードで赤ちゃんは成長していきます。
ねんねの時期の赤ちゃんとの時間を大切に、赤ちゃんの笑顔から元気をもらってください。
【参考文献】
・『定本 育児の百科〈上〉5カ月まで』松田道雄・著