世界の成功者が実践! 服選びをスムーズにする「ノームコア」の考え方
2016年1月22日 | よみもの世界の成功者が実践! 服選びをスムーズにする「ノームコア」の考え方

こんにちは阪口ゆうこです。
寒いですね。冬は重ね着必須です。極寒の日もあれば暖かい日もあるし、冬は何種類も洋服が必要になってきます。
コートやニットも何種類もクローゼットに吊ってありませんか?
おしゃれが好きな人は、それはそれでコーディネートを楽しめるとは思うのですが、オシャレに関して苦手意識のある方は迷える子羊状態なのでは。
私は迷いません。ここ数年ずーっと“ノームコア”なので。知ってらっしゃいますか? ノームコア。
ノームコアとは
ノーマル(普通)とハードコア(究極)を合わせたノームコアと呼ぶトレンド。強いて訳せば“超究極な普通ファッション”。
毎朝の服選びには頭と時間を使いません、という哲学の表明でもあります。
最近はミニマリストブームもあり、数少ない定番アイテムで毎日着こなすということが流行になっています。
わたしもトップは10枚くらいでボトムは5枚くらいしか持っていません。
しかし、それでも不自由なく着回せています。トップスとボトムスがどの組み合わせでも合うように買っていますから。
全部定番の形のものです。奇抜なものはありません。昨年発売で、ベストセラーになった『フランス人は10着しか服を持たない』にも、数限られたベーシックなアイテムだけでファッションを楽しむということが書かれています。
しかし、ただ数が限られているわけではなく、持っている洋服全てが自分に合っていて厳選されているもの。
好きで必要なものだけに囲まれることで豊かで上質な暮らしができるのだとか。そんなノームコア、著名人もそんな思考の方がいます。

ノームコアな著名人
かの有名なスティーブジョブズがミニマリストでありノームコアスタイルだったことは有名です。
自社製品のプレゼンの場でも同じファッションでしたね。トップスはハイブランドの黒のタートル、ボトムはいつも501、足元はスニーカーだったようです。
そのほかにも、アメリカ大統領のオバマ大統領や、マークザッカーバーグもノームコアであるとか。こうやって書くとすごいメンツですね。
彼らは同じ理論でノームコアを愛する、選択や決断の時間や回数を減らすのだとか。
たしかに、朝、クローゼットの前であーじゃないこうじゃないという時間があって、着ては脱ぎ着ては脱ぎを繰り返すときがあります。
その時間を一生分のトータルで考えるとすごいかもしれません。多くの大きい決断をする方は、日常の小さい決断は避けたいようです。
わたしも決断に困る選択は苦手ですしできれば避けたいです。アパレルの店員さんや美容師さんなんて毎日毎日オシャレに着飾っていて、そのあふれるセンスに心からうらやましく思い、尊敬しています。
ノームコアは服を厳選するとはいえ、毎日同じ服というわけではありません。あまり肩肘張らずに、毎日の気分やテンションで別の格好も楽しみたいですね。
【参考文献】
・『フランス人は10着しか服を持たない』ジェニファー・L・スコット(著)
●ライター/阪口ゆうこ(ライフオーガナイザー)