こんなはずじゃ……! 先輩ママが経験した「育児の厳しい現実」12連発
2016年1月21日 | よみものこんなはずじゃ……! 先輩ママが経験した「育児の厳しい現実」12連発

こんにちは。ママライターのamuです。
・「代官山でカフェデビュー#娘とデート#7か月#きゅん#おいしい#ラテアート#幸せ」
・「娘コーデ#ootd#プチプラ#これからランチ#おうちごはんも幸せ」
・「息子ご機嫌な朝#朝から天使#かわいい#かわいすぎて泣ける#親バカ部」
こんなSNSの書き込みを見て、スタイリッシュな理想を描いていたママが現実に泣き、「思っていたのと違う~」「大変~」と連絡してくることがたまにあります。
私も理想と現実に泣いたうちの一人。
たしかに理想と現実は違います! でも、私は知っています。その大変さが一過性であること、悩みも時が経てば笑い話になることを!
そして、一番いいのは、初めから大それた理想をかかげないことです。髪を振り乱して奮闘する同じママがゴマンといるのです。
さぁ、まず現実を知り、「私は結構マシかもしれない」と笑って乗りきりましょう。

子育て中の理想と現実のギャップ12選
(1)優雅なランチ
子どもがギャン泣き、グチャグチャつかみ食べ、タイミングが悪いときのうんち、お世話の合間に早食い、もちろんゆっくりなんてしていられません!
『ベビーカーに乗っていた娘に、テーブルクロスを引っ張られて大変なことに。隠し芸か!』(20代ママ)
(2)楽しいお出かけ
バスや電車で泣くと冷たい目でみられる、ベビーカーは邪魔者扱いされることも。
『電車で泣き疲れたのか、水族館でずっと寝ていたことがあった。隅っこで動かない魚より動かなかった……』30代ママ)
(3)かわいい洋服
水たまりで泥んこ遊び、ポケットに石、地面に座って汚れる、お菓子のシミ。白い服は、親子でNGでした。
(4)夫への変わらぬ愛
産後なくなるどころかイライラの元に変わり、鬼嫁になる。
『バタバタしているのにスマホでゲームがダントツで腹立つ』(20代ママ)
(5)「ママに見えない! キレイ」と褒められる
・体型が戻らない
・むくみ
・貧血で顔色が緑色
・胸縮小
・お腹の皮がたるんたるん
・抜け毛、アホ毛
・プリン頭
・クマ
・吹き出物
もちろんネイルや美容院にいく暇もない、家では半裸とスッピン。
『胸は、上がえぐれてスキーの滑走路みたいになるよね。ママ友達と触り合うけど、みんな柔らかい』(30代ママ)
あのころの張りはいずこへ。
(6)はつらつとした、元気で健康なお母さん!
虫歯、体の節々が痛い、痔、風邪が治らない、寝不足による頭痛。あと、意外とみんな“痔持ち”です。

(7)川の字で仲良く寝る
子どもが何時間かおきに泣くから寝不足。子どもがやっと寝付いたときに夫が帰宅し水の泡。
夫のイビキ、寝相が気になって安眠できない。
(8)優しいほほ笑みで母乳をあげる私
なかなか出ない。もしくは出すぎてパッドをいれたり、乳腺炎になって痛くて大変。冬の真夜中の授乳がツラい、乳首を噛まれて血が出る。薬が飲めない。
軟膏を塗ったことがあるママも多いのではないでしょうか?
(9)育児に協力的な夫や義母
育休がとれるわけではないから夫は通常運転。頼むと逆に余計な仕事が増えたり、教える手間もあるから結局自分でする。
前は気にならなかった飲み会帰りの居酒屋やカラオケの臭いが不愉快、義母にあれこれ言われたり突然来られたりが苦痛。
ママ友達に、手伝ってもらってうれしいことを聞いたところ、食器洗い・洗濯物干し・掃除機ということでした。
(10)たまの息抜き
そもそも独身の友達が誘ってくれなくなる、まわりにそれくらい子どもが大きくなるまで我慢できないのかと言われる。
肩身が狭いんですよね……。若いときに産んだママはとくに「青春は子育てに捧げた」と言います。
(11)天使みたいないい子
寝ない、食べない、泣く。
赤ちゃんは泣くのが仕事とわかっていても、オムツのCMのようなイメージを持ってしまっているんですよね……。
(12)落ち着いたら職場復帰
居場所はなかった……。パートを始めようとしても、保育園に入れなかったり、子どもが熱を出しやすかったり……。なかなか難しいようです。
ちなみに、私のまわりのママ友達が働き始めた時期は、小学校入学のタイミングが最多でした。
理想は、出産前と変わらない自分
現実は、変わってしまった自分と環境。
幸せであるのは間違いないけど、一般社会との隔たりを感じたママは多いようです。
『母親を神格化しないで欲しい!』(20代ママ)
これは、本当にわかります。ママになったからといって“母は強し”と強くなれるわけではないし、冬のリビングで一人べそをかきながらオッパイをあげたり、泣き止まない赤ちゃんを前に途方にくれたり、「まだ首がすわらない」「この湿疹は何?」「小さい気がする……」と、日々不安と戦っているのです。
しかし、子どもの寝顔をみたら心から幸せを感じるし、ふとした瞬間に写真を撮っては世界一かわいいと親バカ全開になる。
ママとはそういうものなのかもしれません。
そして、あのころの大変さってなんだったんだろう、と懐かしく思い出せるくらい手がかからなくなるときがきて、「あら♪ なんか肌も体調もいい感じ」という日も必ず来ます。
私は愚痴や泣き言を言い、息抜きを一緒にできるママ友達がいたからこそ乗りきれた気がします。
今は、ネットで検索すると、同じように不安に思っている人の質問や答えが見れたり、子連れで行ける場所も増えているので、上手に息抜きをして楽しみましょう!
完璧じゃなくても、子どもは育ちます。みんなと同じじゃなくても、成長が遅くても、その子なりに日々必ず何かできることが増えているので大丈夫です。
●ライター/amu(ママライター)