そろそろ働きたい! 職探し中の育児ママ向け「ワークスタイル」基礎知識
2016年1月6日 | よみものそろそろ働きたい! 職探し中の育児ママ向け「ワークスタイル」基礎知識

【ママからのご相談】
4歳の男の子のママです。幼稚園に入ったので、日中に時間ができるようになりました。働きたいと思うのですが、何を基準に選べばいいのでしょうか?
大切なのは働きやすさ。自分にあったワークスタイルを知りましょう!
こんにちは、ママライターの広瀬まおです。
お子さんが幼稚園に入ると、日中の時間が空きますよね。フルタイムは厳しいけど、この時間をなんとか有効活用したい……そのお気持ちわかります。
厚生労働省が作成した『働く女性の実情(平成24年度版)』によると、子育て期にあたる女性の約3割から半数が短時間働いているそうです。
しかし、現代はワークスタイルもさまざま。一体何を選べばいいのか迷いますよね。まずは基本の働き方からチェックしてみましょう。

ワークスタイルの違いをチェック!
パート・アルバイト
募集数が多く、手軽に応募できるのが特徴です。地元の求人を見つけやすく、興味のある分野に関わることができます。
時短社員
「いずれキャリアを積みたい」というママにオススメの制度。選考のハードルはあがりますが、その分手厚い待遇が期待できます。
契約社員
フルタイムの案件が多いのですが、時に短時間ワークがあることも。雇用先との直接契約なので、社員に昇格するパターンもあります。
派遣社員
エージェントが間に入ってくれるので、自分と企業のミスマッチが起こりにくいのが派遣社員。今ではママ向けの短時間ワークも豊富で、選択の幅も広がっています。
フリーランス
デザインやライター、エンジニアなどすでにスキルを持っている人は独立するのも手。仕事量を自分で調節できるのが最大のメリットです。ブランクをなくし企業とのパイプを切らないことが大切です。
職探しでチェックすべきこと
一口に“日中の短時間で仕事”といっても、働き方はいろいろ。「将来もずっと働きたいのか」「キャリアプランは」と考えることはたくさんありますよね。
そして、忘れてはいけないのは、“子どもの急病時にどう対応するか”です。1年も働けば、どうしたって子どもが体調を崩すことが出てきます。
「アルバイトやパートだから、簡単に休んでいい」というわけではありません。ですが、子どもが急病になり、自分が対応するしかないママが多いのも事実。
面接時に、しっかりとその旨を伝えましょう。場合によっては、こちらからお断りする勇気も必要です。
他にママがチェックしたほうがいいのは、
・家からの距離
・同じく子どもを持つ先輩はいるか
ですね。家からの距離はやはり近いほど便利です。特に有事の際にはメリットを発揮します。また、同じく子どもを持つ先輩がいる、というのは「続けられる環境の職場である」という目安にもなります。
なかなか自分にあう仕事を見つけるのは難しいですが、あせらず、じっくり腰をすえて取り組んでみてください。いいお仕事が見つかることを願っています!
【参考リンク】
・平成24年版 働く女性の実情 | 厚生労働省(PDF)
●ライター/広瀬まお(コピーライター)