ハガキホルダーは不要? 毎年増え続ける“年賀状”を整理するコツ
2016年1月5日 | よみものハガキホルダーは不要? 毎年増え続ける“年賀状”を整理するコツ

【女性からのご相談】
30代主婦です。毎年、いただいた年賀状の保管に悩んでしまいます。あまり考えずに、ただただ取っておいてあるのですが、どんどん増えていく一方です。
凝ったモノを送ってくれる方もいるし、やっぱり保管しておいたほうがいいですか?
無理に捨てる必要はありません。保管期間を設けて処分するのも一つの方法です。
ご相談ありがとうございます。片付けパーソナリティあさがみちこです。
年賀状の季節ですね。日本郵便株式会社によると、2015年用年賀葉書の発行枚数は33億173.2万枚で、前年の34億1,596枚と比較してみると、96.3%の減少傾向だったとのこと。
年々減ってはいるようですが、それでもたくさんの年賀状が届く家庭はたくさんあるでしょう。
私自身も、仕事関係、プライベート、メールでのお年賀も増えていますが、実際毎年お送りしていますし、いただいています。

年賀状の保管方法
届いた年賀状ですが、いただいたときに住所や電話番号、メールアドレスなどに変更がないかチェックを済ませ、ひとくくりにしておきます。
100円ショップなどにあるハガキホルダーは便利ですよね。でも、入れた後写真のアルバムのように見直しますか? きっと見直すことはそうそうないですよね。
あるとしたら次年度書く際、住所などを確認する程度ではないでしょうか。それだけならば輪ゴムなどで年代ごとにひとくくりにして保管するだけで十分でしょう。
そしてそのひとまとめにした年賀状を手持ちのボックスや自宅で余っている空き箱に、どの年代も一緒に保管するだけ。
シンプルですが簡単で早く、確実に整理できる方法です。
処分するタイミング
講座でも質問が多い処分のタイミングですが、私自身は3年と決めています。
それはその年に処分するのも気が引けるし、かといって5年も10年もとっておいても、見直すことはまずないので、自身の賀状ボックスがいっぱいにならない期間で3年と設定しています。
無理に捨てる必要はありません
普段会えない知人や親せきのお子さんの成長を、年賀状で楽しんでいる方も多いはず。
ご相談者さんのように凝った年賀状を毎年送ってくださる方もいらっしゃいますものね。
そんなときは先ほど私が必要ないといったハガキホルダーやファイルなどを利用して、年代別にするのではなく○○家の年賀状といったファイルを作り保管するのも楽しいのではないでしょうか。
もしこの記事を読みながら、そんな面倒なことはしない! そう思ったあなたは、保管期限を短く設定しても、後悔しないでしょう。
送ってくださった方の思いももちろん大切ですが、その思いだけを胸にしまうか、形を残して保管しておくかはご自身の性格に合わせて考えてみてください。
くれぐれもとっておいたけどどこにあるか分からなくなっちゃった。とならないよう、年賀状はひとまとめにして、保管場所を決めてくださいね。
【参考リンク】
・2015(平成27年)年用年賀葉書の総発行枚数の確定(PDF) | 日本郵政株式会社
●ライター/あさがみちこ(片付けパーソナリティ)