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実母とケンカ勃発!? 先輩ママのトラブル体験に学ぶ「産褥期」の過ごし方

実母とケンカ勃発!? 先輩ママのトラブル体験に学ぶ「産褥期」の過ごし方

こんにちは、保育士でライターのyossyです。

産後の6~8週間は『産褥期(さんじょくき)』と呼ばれ、身体的にも精神的にも無理をしてはいけない時期。

家事はもちろんのこと、母乳をあげる以外の育児に関しても、できるだけサポートしてもらったほうがいいでしょう。

しかし、体が思うように動かないうえ、『産後うつ』になる人も多い産褥期は、支援者とのトラブルが起きがち。

安心して産褥期を過ごすためにはどうすればいいのでしょうか。

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支援者はママの“実母”が最多

関東学院大学看護学部の水野氏らの調査によると、“実母”に産後の手伝いをお願いする、もしくはしたという人が80%程度を占めました。

核家族化が進んでいる昨今ですが、やはり実母に頼りたい人・頼らざるを得ない人が多い現実が浮き彫りになりますね。

なお、期間としては、4週以上のサポートを受けている人が最も多いです。ちょうど1か月ほどで赤ちゃんとママの健診がありますね。

また、そのころには体調に合わせて家事をしてもいいと言われています。それらを目安に『1か月以上は頼りたい』という人が多いのでしょう。

実母とモメた! 母親たちの産後トラブル体験談3選

実母ならトラブルも少なく済みそう、というイメージがあるかもしれません。しかし、実はトラブルを経験している人も意外に多いのです。

実母とモメたことがあるママたちに話を聞いてきました。

(1)実母のやり方を押しつけられてつらかった

・『おむつを替えるときに赤ちゃんの足を引っ張って持ち上げたり、病院で不要だと言われているのに、「絶対にミルクを飲ませたほうがいい」と言われたり。実母が育児していた当時の考えをそのまま押しつけられました。お互い遠慮がないぶん激しい言い争いになって大変なことに……』(30代、2歳児ママ)

(2)赤ちゃんではなく上の子のお世話をお願いしたいのに……

・『3歳の上の子のお世話をしてほしかったのに、下の子(新生児)にかかりっきり。公園に連れて行ってあげてと頼んだら、「赤ちゃんは私が見ているから」と言われ、産後4週の私が上の子を公園に連れていくことに……。まだ体がきつかったのですが、「4週に入っていれば大丈夫」と断言され、何も言えませんでした』(40代、3歳・0歳児ママ)

(3)「黙って家政婦やれっていうのね」とスネだした

・『育児は自分でやりたかったので、家事をお願いしました。しかし、あまり育児に関われないのが不満だったようで、「黙って家政婦やれっていうのね」と言ってスネてしまいました。私自身、産後うつ気味だったので母親のご機嫌までとれず、結局予定より早く帰ってもらうことに』(30代、2歳児ママ)

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事前のすり合わせでトラブルは減らせる

こういったトラブルは、事前に何をお願いしたいか(育児なのか、家事なのか、具体的に何をしてほしいのか)をしっかり話しておくことで回避できることも多いです。

夫婦で決めた育児方針も伝えておくといいでしょう。産後よりも妊娠中のほうが一般的には精神面で落ち着いているので、冷静に伝えることができるはず。

「実母ならなんとかなる」という考えはやや危険です。産褥期はしっかりとサポートを受けてママの体を休めるべき時期。

ぜひ事前のすり合わせはしっかりと行いましょう。

また、当然のことながら、「やってもらって当たり前」という気持ちが見え隠れすると、実母もいい気分はしません。

実際にサポートをしてもらったら感謝の気持ちを伝えたいですね。

●ライター/yossy(フリーライター)

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