甘やかし過ぎ? 「子ども同士のトラブル」親のNG対応例4つ
2015年12月30日 | よみもの甘やかし過ぎ? 「子ども同士のトラブル」親のNG対応例4つ

こんにちは。ママライターのamuです。
皆さんは子ども同士のケンカ、どのように対応していますか?
私がいつも遊んでいるママグループでは、ある程度子ども同士で解決できそうだったら様子見をします。
手が出たり、さらにヒートアップしそうなときだけ親が話を聞き、お互いに納得できたら“ごめんなさい”をし合うという形をとっています。
ただ、そううまくいかない場合もあるようで……。
先日、友人と話しているなかで、もやもやしてしてしまったエピソードがいくつか出たので、ご紹介したいと思います。

“子ども同士のトラブル”でNGな親の対応4つ
(1)自分の子だけ気にして、大げさになぐさめる
『息子が持っていたオモチャがたまたま他の子の頭に当たって泣かせてしまったとき、「わー! 痛かったねー! 大丈夫?」とその子の親に大げさに言われた。私はそういうとき、息子には「大丈夫だよね? もう痛くないよね。そんなに泣いたら心配しちゃうよ? もう大丈夫だよ」、相手には「気にしないで」と言っていたので、なんだかなぁと思った』(30代ママ)
私もこれは経験しました。
児童館で、娘がぶつかってしまった子がいて、謝り続けても全然こちらを見てくれなくて「かわいそうに」とだけ……。
娘にも「ごめんなさい」と言わせましたが、無視されてちょっと悲しかったです。
ケガや明らかな暴力じゃないかぎり、子ども同士のよくあることだと思って、「気にしないで」と言えるようにしたいなと思ったエピソードです。
(2)自分の子だけ褒める
『うちの子と相手の子でアメをいつ食べるか言い争いになっていたときのこと。「今食べたらいけないんだよ! わたし、我慢する! あとで食べる!」と言った相手の子に、親が「我慢できて偉いねー! いい子」と褒めていた。アメくらいいつ食べてもいいはずだし、まるでうちの子が悪い子と言われたみたいでちょっとムッとした』(20代ママ)
これは、もしかすると無意識に言ってしまいがちな発言かもしれません。
わが子を褒めただけのつもりでも、相手をとがめているように聞こえることもあるので、気を付けなければといけないと思いました。
(3)自分の子を基準にして、まわりに我慢させる
『思い通りにならないと泣く子がいて、子どもたちの中で「なんですぐ泣くの?」と不満が出たとき「泣き虫だから優しくしてあげてね、譲ってあげてね」と言われた。泣いたもん勝ちみたいな感じで教育的にもよくないのになぁと感じた』(40代ママ)
これは、子どもたちからしたら理不尽ですよね。優しさとは違うような……。
私も、娘には「痛いとか悲しいとか、本当に涙が出ちゃうときは我慢しないで泣いていいよ。でも、ワガママで泣いたりすねたりするのは違うからね」と伝えています。
しかし、素直に甘えてほしい気持ちもあるし、我慢ばかりさせるのもかわいそうなので、そのへんのさじ加減が本当に難しいなと常日頃感じます。
(4)「子ども同士で解決させよ~」と言って、絶対に謝らない
『息子が泣かないからか、明らかに一方的に何度も叩いていたのに、笑って見ていてびっくりした』(20代ママ)
『意地悪な言葉でからかわれ続けて、息子が最終的に大声で言い返したら、「怒鳴るのはダメだよ~」と言われていた。さすがにひどいと思って距離を置いた』(20代ママ)
いつも自分が謝って、子どもには謝らせないママさんがいたのを思い出しました。
そのママが「うちの子は、ごめんなさいが言えない」と悩んでいたのを人づてに聞いて、やっぱり子どもには、どうしてダメなのか説明し、自分の口で謝らせることが大事なんだなと思いました。
子どもはまだまだ分からないことが多いからこそ、大人の私たちがきちんと判断して、教えていかなくてはいけないのかもしれません。
ケンカをしてしまったとしても、すぐにまた笑って仲良く遊べるのが子ども。
そのチャンスを親が潰さないようにしたいものですよね。
●ライター/amu(ママライター)