出張でパパ不在! ママ1人で“赤ちゃんの育児”を乗り切るコツ6つ
2015年12月21日 | よみもの出張でパパ不在! ママ1人で“赤ちゃんの育児”を乗り切るコツ6つ

【ママからのご相談】
6か月の女の子がいます。今度、夫が3日間の出張に行くことになりました。
今まで赤ちゃんのお世話を丸一日ひとりでしたことはなく、お風呂も毎日夫に入れてもらっています。両親も近所には住んでいません。
出張中は私ひとりの子育てになりますが、どのように過ごせば良いでしょうか?
“適度な諦め”と“サポーター”で乗り切りましょう!
子どもが生まれて初めてパパが出張するようですね。親や兄弟が近所に住んでいなくて、どのように出張を乗り切るか、困っていることでしょう。
そこで、パパが帰ってくるまでの期間を無事に過ごすための6つのポイントを書きたいと思います。

パパ不在でも“赤ちゃんの子育て”を乗り切るコツ6つ
(1)親族に泊まりに来てもらう(または、実家に帰省してサポートを頼む)
実母、義母、姉妹など、“子育て経験者の女性”に助けを頼み、パパの出張中は自宅に泊まり込んでもらいましょう。
子育て経験者がいれば、パパ不在のピンチヒッターが勤まり、乳幼児の子育てはなんとか回せます。
なにしろ赤ちゃんのお世話は24時間。“通い”で日中だけのサポートでは、すべての非常事態に対応することは難しいです。
この場合、“泊まり込んでもらう”ことがポイントです。また、パパの出張中は、実家に帰ってしまう(子育てのサポートを全面的に親族に頼む)という手もありますね。
(2)“急な病気やケガ”の対応法をシミュレーションしておく
乳幼児で心配なのは、急な病気やケガ。何も準備をしていないと、ママひとりで動転してしまうかもしれません。
そこで、以下を事前に確認しておきましょう。
・地域にある夜間診療所が遠い場合、どのような手段で行くか?(自家用車、タクシーなど)
・夜間診療所のリスト(自治体誌やホームページ)を手元に置いておく
・緊急時の連絡先を確認しておく
ちなみに、小児救急電話相談は『#8000』(住んでいる都道府県の窓口に自動転送されます)です。
千葉県のホームページによれば、『#8000』の利用時間は“毎日午後7時〜午後10時”まで、看護師さんが相談に応じてくれます。
子どもの具合が急に悪くなったとき、医療機関をすぐに受診した方が良いか迷った際に相談すると良いです。
また、公益社団法人日本小児科学会が監修する『子どもの救急(生後1か月から6歳まで)』というサイトは、緊急受診するべきかどうか判断の目安を示しているので、活用しましょう。
(3)子育ては、「食べさせて、寝かせればOK!」と割り切る
いつもは、パパとふたりで子育てを頑張っていらっしゃるのですね。でも、ひとりですべてを行わなければならないという日は、“いつもどおり”を諦めましょう。
たとえば、
・ひとりで入浴させるのが難しければ、子どもをお風呂に入れる回数を減らす
・夜の寝かし付け時刻が遅くなっても気にしない。「子どもは疲れたら寝る」と開き直りましょう。
できないものは、仕方がない。パパが帰ってきたら、できなかった分を補填すれば良いのです。
(4)食事は、弁当や出前などで済ませる
“食事をすべて手作り”はこの際、諦めてはいかがでしょうか? 毎日3食のうち1回は、近くの店でお弁当を買ってくる、出前を取ってしまう。調理すら、他人の手を借りてしまってはどうでしょう。
(5)家事はしないで、“寝る+食べる”で体を休ませて!
パパが出張中は、赤ちゃんが頼れるのは、あなたの体力だけ! 何よりも、あなたの体力温存を第一に考えてください。
この際、思い切って「家事はしない!」と決めるのもいいでしょう。例えば、
・掃除はしない! 3日間くらい掃除をしなくても大丈夫! 赤ちゃんがいるお部屋だけ簡単にさっと拭けば十分
・洗濯も、赤ちゃんのものだけ。3日間分の着替えを用意し、出張前日にしっかり洗濯をしておけば、3日間は洗濯機を回さない!
といった考え方もアリですね。ママも子どもが寝ている間は一緒に寝てしまいましょう。体力温存!
(6)愚痴や不安を話せる人を確保しておく
3日間も赤ちゃんとふたりきりだと、パパ不在の不安と相まって、精神的にも疲れきってしまうでしょう。
そこで、“愚痴を言える人”を確保しておく。事前に、ママ友に「出張中は話を聞いてね」と頼んでおき、電話、メール、SNSなどの方法で、不安を吐き出しましょう。
パパが出張なんて、乳幼児を子育て中のママには一大事です。すぐに“サポーターを確保”すること、「できないことは諦める」という覚悟で乗り切れるといいですね!