アイスから土まで!? 先輩ママの「妊娠中にハマった食べ物」体験談
2015年12月14日 | よみものアイスから土まで!? 先輩ママの「妊娠中にハマった食べ物」体験談

【ママからのご相談】
先日、第1子を妊娠していることが分かりました。妊娠判明後、食の好みが変わってきています。今まで大好きだったものが食べられなくなったり、嫌いだったものが食べられるようになったり。ときには、食べ物ではないものをおいしそうと感じることもあります。栄養のあるものを食べようと思う反面、目につくのは同じものばかり。他の妊婦の方はどんなものを食べたくなるのでしょうか。
妊婦に好みの変化はつきものです。
ご相談ありがとうございます。ママライターのマフィーです。
まずはご懐妊おめでとうございます。初めての赤ちゃんとの対面が楽しみですね! さて、妊娠中の食の好みの変化ですが、おそらく多くの妊婦が経験していることで、つわりの症状の一種だと思います。一般的なつわりがそうであるように、数か月で症状が緩和されることもあれば、分娩台に上がるまでつわりだったという人も。
私の場合は、妊娠して変化した食の好みは、出産するまで変わったままでした。では、他の女性は妊娠中にどんな食の変化があったのでしょうか。

みんなが妊娠中にハマった食べ物は何?
多くの妊婦が食べたくなったもの
・フライドポテト
・炭酸飲料
・トマト
・アイスクリーム
・チョコレート
・ポテトチップス
じゃがいもにはつわり改善に効果があると言われているカリウムが含まれています。そのせいかどうかは分かりませんが、私もフライドポテトやポテトチップスは、毎日のように食べたくなっていました。産まれたらマクドナルドのコーラとフライドポテト暴飲暴食してやろうと出産への糧にしていたのですが、いつの間にかその欲望はなくなっていました。そんなものですね。
嫌いだったものが食べたくなる・好きだったものが食べられなくなる
・梅干し……『今まで食べられなかったのに』
・牛乳……『あまり好きではなかったのに』
・ごはん……『においもいやだった』
こちらは森永乳業はぐくみの妊娠中の食生活についての回答の一部です。食の好みが逆になることは、妊娠初期には特に多いのではないでしょうか。
私の妊娠初期は、それまではほとんど食べていなかったうどん中心の食生活でした。妊娠するまでは関西だしのうどんしか食べたことがなかったのですが、妊娠中は醤油味の、関東系の黒いスープのうどんにはまっていました。スープをすべて飲み干さないと気がすまず、飲み干す毎日。そしてもちろん、太りました。
こうしたいわゆるメジャーとも言える妊娠中の食の好みの変化に加え、本来食べ物ではないものを食べたくなる人も。
食べ物じゃないけど食べたくなる。それって異食症かも
食べ物ではないものが食べたくなる
・土
・炭
私の周りに、妊娠してから砂壁を食べたくなったという知人がいますが、それも食べ物ではないものを食べたくなる一例です。少し前に人気モデルさんが、妊娠中に土が食べたくなったということを話し注目されたことがありました。妊娠中の食の好みの変化はそれほど珍しいものではありませんが、栄養価のないものや本来食べるものではないものを食べたいと強く感じるのであれば、それはもしかすると異食症かもしれません。
異食症の症状は、非食用物質を食べたくなるというもの。子どもと妊婦に多いと言われており、鉄欠乏などが原因ではないかと言われています。まずは食べられるものの中から、タンパク質や鉄分、鉄分の吸収を助けるビタミンCなどを摂取できるように、食生活を見なおしてみてください。
妊婦の異食症に関しては期間が限定されているものではありますが、かかりつけの産科医に相談してみてもいいと思います。
食の好みの変化と上手にお付き合いを
妊娠すると今までの好きだったものが変化していくことがよくあります。食べ物ももちろんそうですし、匂いや音も好きになったり不快に感じるようになったり。
でも同じ妊娠中でも、嫌いだったものがまた好きになっていくこともあります。妊娠初期に毎日食べていたものなのに、妊娠後期には全く興味がなくなるということも。
どちらにしても、「私って変かもしれない……」というストレスは妊娠中には良いものではありません。医師や助産師の方に相談しながら、妊娠中の好みの変化を楽しむくらいの気持ちでいてはいかがでしょうか。
●ライター/マフィー(ママライター)