○○人気高し! 先輩ママの後悔に学ぶ「子どもの習い事」選びのポイント
2015年11月24日 | よみもの○○人気高し! 先輩ママの後悔に学ぶ「子どもの習い事」選びのポイント

【ママからのご相談】
年中の娘がいます。そろそろ習い事を始めさせてもいいかなと思っています。まだ娘自身は何をやりたいという希望はないようなので、親が主導で探そうと思っています。「これはやっておくと良いよ」というような習い事があれば教えてください。
世間では“水泳”をさせたかった親が多いようです。
ご相談ありがとうございます。ママライターのパピルスです。
来年4月には幼稚園も最終学年となり、行動もしっかりしてくるころですね。体力もついてくるので、習い事を始めるには適した時期だと思います! 周りにも習い事を始めるお友達が増えてきているのではないでしょうか。
今は、親世代が子どものころと違って、子どもの習い事も多種多様です。それゆえに何を習わせたらよいのか、迷ってしまう親御さんも多いようです。たくさんある習い事の中から、何を選べばよいのでしょうか? 先輩ママのアンケートを参考にお話ししていきます。

もっと早くから通わせたかった習い事1位は、“水泳”
アクサダイレクト生命保険が7~9歳の小学校児童を子どもに持つ母親に対して行ったアンケート調査があります。
【もっと早くから習わせずに後悔したおけいこ事】
1位……水泳 21.3%
2位……習字 7.9%
3位……そろばん 6.1%
3位……英語・英会話 6.1%
5位……武道(空手・剣道・柔道)5.0%
5位……ピアノ 5.0%
それぞれの理由としては、
【水泳】
・授業で泳げなかったから
・泳ぎが下手だと友達に言われたから
【習字】
・自分の子の字は周囲に比べ汚いことに気づいたから
・姿勢が悪いので正したいから
【そろばん】
・小さいうちから計算が得意になると勉強がやりやすいと思ったから
【英語・英会話】
・小学校から英語の授業が始まるから
・上の子が苦手意識を持っているから
などが挙げられています。
上記の理由を見てもわかるように、小学校の学習に生かせる習い事が上位にランクインしているようです。小学生の子どもを持つ筆者には、どれもこれも頷ける内容です。
幼稚園時代に習い事をするメリット
小学校では平成23年度から“新学習要領”が全面実施となり、全教科の教科書ページ数でみると平均2~3割厚くなりました。“学校週5日制”となった平成14年以前と比較すると、なんと5割増し(1.5倍)になっているのです。
つまり、登校日が週5日になったにも関わらず、土曜日に授業を行っていたころよりも学習量が増えているということになります。
その結果、学校では先生方は授業進度を上げて対処しています。それに伴って宿題が多い学校が出てきたり、宿題が少ない学校でも塾通いや通信教材で補っているという家庭もあります。
もちろん子どもですから、友達と遊ぶことも大事です。友達と遊ぶ時間を確保しつつ、宿題や家庭学習をこなして……となると、とても忙しくなります。忙しい中で、時間をやりくりして習い事をすることになるので、「向いているかわからないけど、試しに習わせてみよう」というような時間的、精神的余裕が持ちにくい状況になっているように感じます。
わが子を振り返ってみても、幼稚園時代はのんびりしたものでした。遊びの延長で習い事をすることもできましたし、子どもも疲れすぎることなく習い事に取り組めました。「時間のある幼稚園時代に習わせておいて良かったな」と今、小学生の母として思います。
あれもこれもとスケジュールを詰め込んで、自由に遊ぶ時間が取れないほどになってしまうのは、子どもの発育上良くないと思いますが、週に1、2回の習い事は生活にメリハリもできて良いと思います。
アンケート結果を参考にしつつ、貴重な幼稚園時代を有効活用して、親子で楽しい習い事ライフを目指してくださいね。
【参考リンク】
・子どものおけいこ事に関する調査 | アクサダイレクト生命保険株式会社(PDF)
●ライター/パピルス(フリーライター)