意外と知らない!? 大人は覚えておきたい「立食パーティー」のマナー3つ
2015年11月20日 | よみもの意外と知らない!? 大人は覚えておきたい「立食パーティー」のマナー3つ

【女性からのご相談】
立食パーティーに呼ばれる機会が増えたのですが、いまさら「これでいいのかな?」と思うことが結構多くて自分のマナーに自信が持てません……。大人の女性としてこれは押さえておきたい! というポイントがあれば教えてください!
立食パーティーで気をつけるべきポイントは3つあります。
こんにちは、フリーライターの鈴木ハナコです。
結婚式の2次会やお仕事の関係などで立食パーティーに参加する機会って意外と多いですよね。パーティーマナーはこれでよかったかな……とちょっぴり不安になることもしばしば。もう一度基本からマナーを押さえ、自信をもってパーティーに出かけられるようにしましょう。

立食パーティーでの注意点3つ
立食の基本は少量を何度も!
おいしそうなお料理が並んでいるとついついお皿に盛りすぎてしまいますが、パーティー中にお皿を山盛りにしてしまうのはマナー違反。“少量を何度も”、を念頭に置いてお料理を楽しみましょう。目安としては、オードブルは3種類まで、温かい料理は2種類まで、汁気があるものは一皿に一品で盛るとスマートです。
自分でお皿を片付けない
立食パーティーでは、ホール係のウエイターが会場内を回って食べ終わったお皿を下げますが、基本的に空のグラスやお皿を下げているので食べ残しがあると皿やグラスで机がいっぱいに。そんなときは一声かけて下げてもらうのもよいですが、紙ナプキンをお皿などの上にかぶせると”下げてください”という合図になるので試してみましょう。
なお、いくらテーブルの上が雑然としているからといって、自分でお皿を重ねてテーブルの上を整理するのはNG。パーティーなどの表舞台ではお皿は重ねないようにしましょう。
いろいろな人と話をするチャンスを逃さないで!
立食パーティーは席が決まっているわけではないので新しい出会いを増やせる場でもあります。知り合いとだけ固まって大きな声で盛り上がってしまうのは避けたいところ。いろいろな人が参加する立食パーティーの場では、壁の花を作らせないつもりで他の参加者とも話をしてみましょう。お互い初対面同士なら「どこからいらしたんですか?」など当たり障りのない話題を重ねていけば案外会話が続きます。
いかがでしたか?
若いころは勢いで乗りきれたパーティーの場も、年齢を重ねるごとにエレガントでスマートに振舞うことが求められていきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。
【参考文献】
・『ちゃんとした大人のマナーがわかる本』マガジンハウス・編
●ライター/鈴木ハナコ(歯科衛生士)