ベビーフード活用もアリ! 赤ちゃんを“離乳食好き”にするコツ3つ
2015年11月11日 | よみものベビーフード活用もアリ! 赤ちゃんを“離乳食好き”にするコツ3つ

【ママからのご相談】
7か月の乳児がいるママです。離乳食を始めてから2か月が経ちますが、ニンジンやかぼちゃを嫌がり、毎回おかゆしか食べてくれません。インターネットや育児本などを見ても、7か月くらいからバランスを考えた食事をしたほうが良いと書いてあり、焦っています。いろいろなおかずを好き嫌いなく食べてくれるアイデアはありませんか?
今どきのベビーフードはとても優秀なので、うまく利用しましょう!
ご相談ありがとうございます。ママライターのなかやまあぽろです。
栄養バランスをきちんと考え、時間をかけて作ったおかずが残り、おかゆだけが減ってゆく光景にため息をつくお母さんたちは多いと思います。乳幼児の食事は調味料を使わず調理することが多いため、赤ちゃんもおかずの素材のダイレクトな味にびっくりしているのかもしれませんね。
今回は先輩ママの意見を参考に、赤ちゃんがきちんと食事を取るようになるコツを3つ紹介します。

赤ちゃんに離乳食を好きになってもらうコツ3つ
(1)市販のベビーフードを活用する
『ベビーフードは極力使わない方がいいと思っていたけれど、栄養バランスもよく、赤ちゃんの好む味付けなので、離乳食自体に興味を持ってもらうために、少量ずつあげてみた』(20代/1歳の男の子のママ)
『市販のベビーフードのメニューを見ても勉強になる。さらに月齢に分けて食材の硬さや大きさが違うので、たまに購入して参考にしています』(30代/1歳の男の子のママ)
ベビーフードには味付けのために調味料が使われていますが、最初はあまり神経質にならずに一度与えてみて、お子様の反応から判断してみてはいかがでしょうか。
おかゆや他の手作りしたおかずをベビーフードに混ぜて与え、食べるようであれば徐々にベビーフードの割合を減らしていくなど、様子を見ながらうまくコントロールしてみましょう。
(2)大人と同じ時間に食事をさせる
『離乳食を食べるときは全力で嫌がるのに、私たち夫婦が別の時間に食事をしていると興味を持って近づき、口をもぐもぐさせていたので、同じタイミングで与えるようにした』(20代/10か月の女の子のママ)
“食事は楽しいもの”だと赤ちゃんに認識させるのに効果的な手段ですね。無理やり与えられると、赤ちゃんにとって離乳食の時間は苦痛になり、ますます嫌がってしまいます。いつもパパやママが使っているお茶碗に離乳食を用意するのがポイントだそうです!
(3)好きなデザートやフルーツをうまく活用する
『市販のベビー用ヨーグルトは好んで食べるので、おかゆ、ヨーグルト、おかず……のように嫌がる食材の前にヨーグルトを与え、この順番で繰り返し食べさせて味に慣れさせました』(20代/9か月の女の子のママ)
『フルーツは喜んで食べるので、おかずの野菜に少量のりんごペーストを混ぜて徐々に慣れさせました』(30代/10か月の男の子のママ)
赤ちゃんって意外と賢くて、スプーンを近づけたときに、好きなものには口を開けて嫌いなものには頑に口を閉ざします。口を開けてもらうには、嫌いなものを無理やり与えるのではなく、まず赤ちゃんが好きなものを与えることがポイントです。
また、ニンジンなどの野菜は味がはっきりしているので、嫌がる赤ちゃんも多いですよね。最初は味の強い食材やフルーツなどに混ぜて、ごまかしながら慣れさせていきましょう。
嫌がっているのに無理して食べさせるのは逆効果です。「おいしいね」や「ちゃんともぐもぐできてるね」など、たくさん声をかけながら食事を進めてあげてください。
焦らなくても大丈夫です。徐々に“離乳食は楽しいもの”と赤ちゃんは認識してくれるでしょう。
●ライター/なかやまあぽろ(ママライター)