ニキビじゃないかも! 髪の生え際にできるブツブツの原因と治し方
2015年10月15日 | よみものニキビじゃないかも! 髪の生え際にできるブツブツの原因と治し方

健康・美容ライターのMAKIです。
髪の生え際にポツッとできる炎症は、頭をかいたとき、ブラッシングしたとき、シャンプーのときなどに触ってしまうと痛みが出るのでツラいですよね。
この炎症は、ニキビである可能性もありますが、脂漏性湿疹の可能性もあります。
そこで今回は、髪の生え際にできる炎症の原因と対策についてご紹介したいと思います。
> 髪の生え際にできるニキビやブツブツの治し方5つ(P2)
> 脂漏性湿疹の原因と治し方(P2)
> 髪の生え際のニキビやブツブツでハゲることも?(P3)
> 髪の生え際のニキビやブツブツに良いヘアスタイル・悪いヘアスタイル(P3)
> 髪の生え際の色素沈着を解消する方法(P4)
> まとめ(P4)
髪の生え際にできるニキビやブツブツの原因10個

(1)過剰な皮脂分泌
髪の生え際に大人ニキビができるという場合に考えられるのが、過剰に皮脂が分泌される“オイリー肌(脂性肌)”です。
過剰な皮脂分泌で肌がオイリーになっているので、こまめにティッシュで肌をおさえ、油分を取ってあげましょう。
皮膚科の医師によると、髪の生え際は、Tゾーンと同じくらい皮脂の量が多いのだそうです。
そのため、キレイに洗えていないと皮脂が残ったままになり、毛穴を詰まらせてニキビができてしまうことがあります。洗顔も髪の生え際まで丁寧に行いましょう。
(2)洗顔料がすすぎきれていない
顔を洗ったとき、髪の生え際までよくすすぎきれていないため洗顔料が残り、それが原因でニキビやブツブツになっているということが考えられます。
ヘアバンドなどを使い、髪の生え際までしっかりとすすぎ、洗顔料が残らないようにしましょう。すすぎの回数の目安は30回以上だそうです。
(3)ニキビに髪がかかっている
髪の毛がニキビにかかり、それが刺激となってさらにニキビ・ブツブツができている可能性もあります。
なるべく髪の毛が顔にふれないような髪型にしましょう。
髪の毛に限らず、ニキビを触ると刺激になったり埃や雑菌がついたりしてしまいます。ニキビの悪化や繰り返しを防ぐためにも、ニキビ部分にはさわらないようにしましょう。
(4)ストレスや睡眠不足
ストレスがたまることによってホルモンバランスが乱れ、髪の生え際にニキビやブツブツができてしまうこともあります。
睡眠をしっかり取り、疲れやストレスがたまらないようにしましょう。
(5)シャンプーが毛穴をふさいでいる
シャンプーやリンス、トリートメントがすすぎきれていないと、それが毛穴をふさいでニキビの原因になることも。
また、洗浄力の高すぎるシャンプーを使うことで肌が乾燥し、ニキビやブツブツができてしまうということも考えられます。
肌が乾燥しないよう、自分の頭皮に合ったシャンプーを使用し、しっかりとすすぐようにしましょう。
トリートメントは生え際や頭皮につけるのを避け、毛先につけるなど工夫をすることです。
(6)シャンプー後の間違ったケア

シャンプーをした後、過度にブラッシングをすると頭皮が傷つき、ニキビやブツブツの原因になることもあります。
また、ドライヤーを長時間あてていると肌は乾燥して傷んでしまいます。乾燥もニキビの原因となるので、長時間ドライヤーをかけないようにしましょう。
(7)カラーリングや整髪剤によるダメージ
カラーリング剤に含まれるアンモニウムや臭素塩酸、塩基DL-シスチンなどの成分が頭皮にダメージを与え、髪の生え際ニキビを招いてしまうこともあります。
整髪剤にも肌への刺激が強い成分が含まれているため、それが毛穴をふさいだり刺激となったりしてニキビ・ブツブツを発生させている場合もあります。
(8)活発な男性ホルモン
男性ホルモンが活発に分泌されていると、肌の角質が増えてしまい、異常角化を引き起こすことも。
異常角化を起こすと毛穴が角栓でふさがれてしまい、毛穴が詰まってニキビとなってしまいます。
(9)汚れた枕カバー
枕カバーをこまめに取り替えていないと、それが髪の生え際にニキビやブツブツができる原因になってしまうこともあります。
汚れたままの枕カバーには雑菌や埃がたくさんついており、それが髪の生え際への刺激となってしまうのです。
また、洗ったばかりの枕カバーや新品の枕カバーだったとしても、生地がゴワゴワしていたりすると摩擦で肌への刺激となるので注意しましょう。
枕カバーや寝具は常に清潔なものを使うようにしてください。
(10)通気性の悪い帽子による蒸れ
通気性の悪い帽子を習慣的にかぶっていると、汗をかいて蒸れてしまいます。汗による蒸れで頭皮が荒れ、ニキビやブツブツの原因となることもあります。
帽子は通気性の良いものを選び、ずっとかぶり続けるというのは避けましょう。また、帽子を清潔に保つことも大切です。
→次ページでは、髪の生え際にできるニキビやブツブツの治し方を見ていきましょう。