運命の出会いがあるかも!? リーズナブルにできる週末移住の体験談3つ
2015年9月24日 | よみもの運命の出会いがあるかも!? リーズナブルにできる週末移住の体験談3つ

【女性からのご相談】
沖縄などで週末を過ごす“週末移住”にとても興味があります。でも、お金がどのくらいかかるのか、一人で楽しむことができるのかなど不安もあります。週末移住のメリットや、お金はどのくらいあれば大丈夫かなど、週末移住についていろいろ教えていただきたいです。
メリットはたくさん! 何度も通う旅費・滞在費を計算して賢く週末移住を。
ご相談ありがとうございます。コラムニストのコマツです。
忙しい日常から離れて静かな地方でリラックスして過ごす“週末移住”、とても魅力的ですよね。最大のメリットとしては、やはり現実から解放されて気分を変えたりリラックスできたりすることにあるでしょう。普段暮らしている環境から遠く離れることによって、日々のストレスや悩みから解放され、日常に活気を与えることができます。
そこで今回は、週末移住経験者の体験談をご紹介していきたいと思います。

(1)Hさん(30代男性/会社員)の場合
『スノーボードが趣味で、冬はほぼ週末ごとに都心から長野へ行っていました。でも、高速代やガソリン代、宿泊費用を考えると月に10万円越え! そこで、仲間数人とマンスリーマンションを借りて週末だけ滞在するようにしました。今までよりも経済的で重い荷物や道具を持ち運ぶこともないので、とても便利で楽しめています』
(2)Yさん(20代女性/看護師)の場合
『連休や週末など休みがあると沖縄を訪れています。LCCのセールで航空券を買い、ゲストハウスのリピーター割引を利用して宿代は1泊2,000円以下なので、1回の費用は10,000円以下で収まるときもしょっちゅうあります。旅慣れした人ばかりが集まるため、宿の中はいつも清潔だし、宿泊者同士の交流が盛んなので東京に帰ってからも遊べる友達が増えました』
(3)Kさん(30代女性/イラストレーター)の場合
『一人旅に行った先で古民家を改装した民宿に滞在し、そこから田舎暮らしにハマって休みのたびに訪れていました。そこでたまたま同じ日に宿泊した男性と知り合い、2年後、結婚しました。民宿で農業体験や田舎暮らしについて話していたので、将来は2人で田舎に引っ越して宿を経営したいという夢を持っています』
週末移住にかかる費用やメリット・デメリットは?
週末移住は高所得者やお金に余裕がある人が行える特別なこと……と考えがちですが、意外と普通の会社員やOLも多いんです。週末移住にかかる費用やメリット・デメリットをまとめてみました。
滞在先はどうする?
(a)賃貸
都心部でない場合、ホテルや民宿を探すよりも賃貸のほうが安上がりな場合も。ただし、初期費用や光熱費などの問題もあるので、彼氏や友人など複数人で借りると負担が軽くなります。また、滞在していない平日を狙う空き巣などにも注意が必要。大家さんがいる、管理人さんがいるなど、普段住むときと同じようにセキュリティにも気を配って。
(b)ゲストハウス
観光地を中心に点在するゲストハウス。素泊まりで相部屋なら1泊1,000円~3,000円前後と非常にリーズナブル。性別や国籍関係なくさまざまな人と触れ合えるので旅好きの人に支持者が多いですが、宿によっては男女相部屋だったり防犯意識が薄かったりする場合もあるので、下調べはしっかりと行って。ちなみに、筆者が沖縄の離島を旅するときは、いつもゲストハウスを利用しています。
金銭的な問題は?
週末移住の費用で負担が大きいのは、何より現地までの交通費です。航空会社のセールや新幹線の早割、高速バスなどを利用すれば、通常の半額以下に抑えられることも。特に定期的にセールが行われるLCCは、関東から北海道や沖縄まで片道2,000円前後などと非常にお得です(2015年9月現在)。近場の温泉に行くより遠くの観光地に行くという選択肢のほうがリーズナブルな場合もあるんです。
いかがでしたか? 家を借りて完全に住んでしまうのではなく、週末の居場所を地方に移すという考え方なら、無理せず週末移住にチャレンジできそうですよね。気分や考え方を変える手段や新しい出会いを探す場として、ぜひ週末移住を検討してみてくださいね。
●ライター/コマツマヨ(コラムニスト)