暑くてもイキイキ! 夏の食欲不振を解消する身近な食べ物3つ
2015年8月6日 | よみもの暑くてもイキイキ! 夏の食欲不振を解消する身近な食べ物3つ

【女性からのご相談】
連日続く猛暑日で食欲が低下してしまい、「食べたい」という気持ちが起きません。そのせいか簡単な食事ばかり。だるさや疲れが気になっています。暑い夏を乗り切るために、食欲不振を治す方法があれば教えてください!
食欲不振の原因は暑さだけじゃない!
こんにちは。健康・美容ライターのHARUNAです。
厳しい暑さが続くと食欲だって失せてしまいますよね。暑さもありますが、不規則な生活や睡眠不足、過度な運動、ストレスなどの影響で心身が疲れると食欲不振を招くと言われています。疲れがたまると食欲が低下して、栄養が不足するとますます疲れてしまうという悪循環に。とにかく、食べられるものから口にしていきましょう!
食べないでいると、血中に『ケトン体』という成分が増えて、だるさを招いてさらに食欲を減少させることに。心身の疲労を回復させるため、味付けやスパイスなどに工夫をして食欲を取り戻しましょう!

夏の食欲不振に効く3つの食べ物
栄養学に基づいて“食欲を回復してくれる食べ物”をご紹介します! どれも身近なものなので、ぜひ試してみてくださいね。
(1)ゴーヤ
疲れて食欲がない場合は、疲労回復や抵抗力を高める効果のある『ビタミンC』が豊富なゴーヤがオススメです。苦味成分の『モモルデシン』が消化機能をアップするので食欲不振の改善に効果的です。残り野菜と混ぜていためるだけのゴーヤチャンプルなど、手軽な料理で楽しめるのもいいですね。
(2)梅(梅干し)
ひと口でも食べると唾液がよく出る梅干しには、疲労回復効果が高い『クエン酸』『リンゴ酸』が多く含まれています。唾液とともに胃液も分泌されるので、空腹感をほどよく感じて食欲アップにつながります。ごはんのおともとしてそのまま食べるのもいいですし、大根サラダなどの和え物にしても◎。
(3)ニンニク
『ビタミンB1』が豊富に含まれているニンニク。筋肉疲労を回復したり精神を安定させたりする効果があるので、心身ともに疲れを癒す働きがあります。胃腸の動きを増進させる効果もあるので食欲回復にオススメです。また、油で炒めたときの香ばしいニンニクの香りは食欲をわかせるのにも役立つと言われています。
食欲アップの調理法も試してみて!
食欲がないときには、調理方法や食べ方にもひと工夫を。
・お酢やスパイスを使って食欲をわかせる
・シソや梅、しょうが、ネギなどの薬味を使って爽やかな風味にする
・梅酒やビールなど食前酒を飲んでリラックスする
食欲不振になると夏バテや疲労感につながります。「食欲がないから痩せた~」と喜んでいる場合ではありませんよね! 3つの食材を上手に取り入れて、食べたいという気持ちを取り戻しましょう。外食ではスパイスやガーリック系のものを選ぶのもオススメです。暑い夏、イキイキと元気に過ごすためにきちんと食事をとることを心がけたいですね。
●ライター/HARUNA(美容・健康ライター)