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小1の壁を打破! ワーママが活用すべき「学童クラブ」の知識

小1の壁を打破! ワーママが活用すべき「学童クラブ」の知識

【ママからのご相談】
息子が保育園に通っているワーキングマザーです。来春息子が小学校に入るため、上司からは、「もっと働けるよね?」と言われています。実際小学校に入ると、労働時間が長くなってもやっていけるものなのでしょうか?

a 小学校に上がったら放課後児童クラブなどを利用しましょう。

小学生になると残業できると思われがちですが、放課後の居場所の確保ができれば可能ですし、確保できなければ保育園より働けないような状況にもなります。

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放課後の居場所とは

いわゆる“小1の壁”打破のために、保育サービスの拡充のみならず、児童が放課後を安全・安心に過ごすことができる居場所について整備を進めていく必要があることから、厚生労働省と文部科学省が共同して“放課後子ども総合プラン”を策定しました。

子どもの放課後の居場所

厚生労働省『放課後児童クラブ』

労働などの理由で保護者が昼間家庭にいない児童に、適切な遊び及び生活の場を提供する場。

文部科学省『放課後子供教室』

すべての子供を対象に、地域の方々の参画を得て、学習や様々な体験・交流活動、スポーツ・文化活動等の機会を提供する取組

実際どんなところ?

“放課後児童クラブ”は、学校外で児童館に併設された施設などで、“放課後子ども教室”は、小学校の空き教室や、小学校の敷地内に教室があります。小学校1年生から6年生まで在籍することができ、専属の指導員(担任の先生)が面倒を見てくれます。

学校から学童クラブに到着後は、宿題や読書のほか、おやつ、自由遊びなどをして過ごします。退出は、6時から7時としているクラブが半数以上あります(『平成26年 放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)の実施状況』より)。

それぞれ特色のある民間の学童クラブ

公立ではなく、民間の学童クラブは、親のさまざまなニーズに対応したサービスを有償で提供してくれます。中でも公立と違う代表的なサービスとしては、

・塾や英語、体操教室などの習い事機能
・学校や習い事、家までの送迎
・平日の夕飯や、夏休みの昼食

公立の学童クラブの開所時間が短いため、民間学童クラブを利用して勤務に支障のないようにし、宿題や夕飯は学童クラブですませてもらい、親の帰宅時間に合わせて学童から車で送ってもらう、というように、週何度か利用している人もいます。

また、英語教室と学童クラブを兼ねたスクールもあります。こちらも送迎付きで、英語教育に対する親のニーズを満たすものです。

まとめ

学童クラブの機能が充実してきて、小1の壁も薄くなりつつあるように思います。しかし、保育園とは違って小学校では50分の授業を座って聞くなど、緊張感があり、子どもは疲れるものです。

学童クラブは慣れ親しんだ友達と長時間遊べるので大変楽しいところですが、保育園のときと同じように夜遅くまで預けて働くスタイルは、子どもに負担がかかる場合もあります。もともと学童クラブの開所が6時までであったことにはそれなりの理由があるのだと理解しておくべきでしょう。

【参考リンク】
放課後子ども総合プラン | 文部科学省・厚生労働省

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