好きなのにナゼ? ママが“上の子可愛くない症候群”になる原因と対処法
2015年8月4日 | よみもの好きなのにナゼ? ママが“上の子可愛くない症候群”になる原因と対処法

ママライターのマフィーです。
自分の子どもは可愛くてしょうがないのが当たり前だと思われがちですが、2人目が生まれたり上の子が反抗期になったりすることで、子どもの可愛さに優劣を感じてしまうこともあります。
あんなに可愛かったはずの上の子が可愛いと思えない……。
この「上の子が可愛いと思えない」という気持ちのことを、『上の子可愛くない症候群』と呼ぶことがあるそうです。
では、この『上の子可愛くない症候群』の状況からどうすれば脱することができるのでしょうか。
> 上の子を可愛くないと思ってしまうワケ8つ(P1〜2)
> 上の子可愛くない症候群がもたらす子どもへのリスク(P3)
> 上の子可愛くない症候群はいつまで続く?(P3)
> 上の子可愛くない症候群で注意すべきこと(P4)
> 上の子可愛くない症候群を抜け出す方法15選(P4〜6)
> 上の子可愛くない症候群を経験したエピソード4つ(P6〜7)
> パパも上の子可愛くない症候群になる?(P7)
> まとめ(P7)
『上の子可愛くない症候群』とは

自分の子どもであれば誰でも分け隔てなく可愛いと思うのが当然のように感じますが、2人目が生まれることで上の子を可愛いと思えなくなってしまうことがあり、『上の子可愛くない症候群』と呼ばれています。
これは育児ノイローゼの一種で、「こんな感情を持ってしまうなんてママ失格では」など、真面目なママほど自分を責めてしまうもの。
しかしこれはあくまで本能的なものであり、下の子が成長すれば下の子を同じように可愛くないと感じることもあるでしょう。
この時期をうまく乗り越えることで子どもとの良好な関係を築くことができるはずです。
上の子を可愛くないと思ってしまうワケ8つ

(1)良くも悪くも自分のコピーだから
母親が上の子を可愛くないと思ってしまうとき、多くの場合、長女に対してと言われています。
異性である長男に比べ、同性である長女。良いところも悪いところも、母親に似てきます。
たとえば口癖。見たくもない自分の嫌な部分である口調や行動に、イライラが募ってしまうことも。
(2)上の子は何でも初体験だから
教育評論家の尾木直樹さんの言葉に、「親は誰も経験していない」というものがあります。だから上の子の育児は、いつだって初体験ばかりです。
トイレトレーニングも初めてだし、反抗も初めて、心の成長を見るのも初めてです。
一方で、下の子の育児は2回目。子育てをする上で“予測がつく”というのは大きいですよね。
2回目の経験をする下の子と違い、はじめての経験で分からない上の子に対しては、「どうしてこんな言い方をするんだろう」「私のことを困らせようとしてるんじゃないか」と思うことが増えてしまいます。
(3)上の子がとても大きく感じるから
下の子が産まれると、思いませんでしたか? 「なんか、上の子がデカイ」と。
私は長女が3歳のときに次女を産みました。現在、次女が3歳になり、当時の長女と同じくらいの月齢です。
次女はまだ小さく感じるのに対し、次女が生まれたころの長女はとても大きく感じました。
「母親には小さいものを守ろうとする本能がある」と言われますが、より小さい下の子を見て、上の子から守ろうとする本能が生まれるのかもしれません。
→次ページでは、引き続き、上の子を可愛くないと思ってしまうワケを見ていきましょう。