夏の風物詩!? やっかいな「ゴキブリ」の生態&効率的に駆除するポイント
2015年7月28日 | よみもの夏の風物詩!? やっかいな「ゴキブリ」の生態&効率的に駆除するポイント

【女性からのご相談】
すごくすごく嫌なことに、ゴキブリが繁殖する季節になりました。ゴキブリって、蚊のようにこっちに対して攻撃してくるわけではないのに、何であんなに恐怖感を抱かせるんでしょうか。とにかく、このゴキブリをどうにかしたいんです。一刻も早く駆除をしたいのです。駆除をする方法を教えていただけますか? また、季節によって駆除方法は違うのでしょうか?
ゴキブリの駆除方法、教えます。
「ゴキブリ」。
この単語を聞いただけで不愉快になる人も多いのではないでしょうか。今回は、このゴキブリの駆除方法についてみていきましょう。

駆除の狙い目は秋!?
ゴキブリの効率的な駆除方法は、季節によって違います。
「あまり知りたくない」と思われる人もいるかもしれませんが、駆除方法を知るためには、まずはゴキブリの生態を知らなければなりません。
彼らは繁殖するために、“冬の間は、成虫ではなく、卵、もしくは子どもの状態で過ごさなければならない”という特性を持っています。そのため、秋の間に卵やゴキブリの子どもを排除してしまえば、春の繁殖を防ぐことができるのです。
ただし、幼虫や卵というのはなかなか見つけにくいもの。そのため、個体駆除よりも、部屋を一度にいぶす殺虫剤などを使うことが求められます。この方法は、それほど数が多くない春先にも有効です。
大繁殖の夏を乗り切ろう!
ゴキブリの数がもっとも増えるのは、夏です。このため、夏の対策はしっかりしておきたいところ。
ゴキブリは、人間の皮膚や食べ残しなどをエサとして繁殖します。このため、この時期は常に部屋を清潔にしておくことが求められます。梅雨の時期はダニも繁殖しやすいため、その対策もかねて、マメに布団を干し、掃除機をかけたいものです。
盛夏はゴキブリにとっても活動の時期。とにかく数が増えます。秋や春に行った、部屋全体をいぶす殺虫剤も効果的ですが、常に手元にスプレータイプの殺虫剤をおいておき、対策をしたいもの。また、古来ゆかしい“毒入りのエサ”なども効果的です。
とっても不愉快なゴキブリ。万全の対策をして夏を乗り切りたいものですね。
【参考リンク】
・7~8月の退治方法 | バルサン
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