嫁姑戦争の原因に!? 子どもに甘い義両親に教育方針を伝えるポイント2つ
2015年7月15日 | よみもの嫁姑戦争の原因に!? 子どもに甘い義両親に教育方針を伝えるポイント2つ

【ママからのご相談】
3歳の娘の母です。現在義父母の実家近くで親子3人暮らしています。やはり家が近いとあって週に1、2回は通っています。大抵あちらからお誘いがあってのことです。しかしこの義父母がとにかく孫に甘いんです。時間に関係なくお菓子を食べさせたり、どこかへ行く度におもちゃを買い与えたり。そのせいで娘は義父母が大好きで、私が、「今は食べる時間じゃないよ」と言っても聞いてくれません。もううんざりします。どうしたらいいでしょうか?
義父母が納得いくような話し合いをすることが大切です。
ご相談ありがとうございます。ママライターのみいゆです。
おじいちゃんおばあちゃんが孫に甘いという話はよく聞きますね。こういったことが原因で嫁姑戦争が始まってしまう場合もあります。孫にもっと懐いてほしいという思いで決して悪気はないのですが、親からすれば困ったものです。しかも、嫁という立場から義父母に意見するのはなかなか難しいですよね。
「でも黙って見ておくわけにはいかない!」そんなときの対処法をご紹介します。

義父母への効果的な伝え方2つ
(1)「やめてください」だけではなく説明も添える
どうしてもお母さんが我慢できないときは義父母としっかり話し合いの場を設けることが必要です。
子どもに、「ダメよ!」と言いがちですが、義理父母に直接訴えてみましょう。その際はきちんと、「最近お菓子ばかりでご飯を食べない。風邪もよく引いてるのであまり与えないでほしい」など、子どもが悪い方向に向かっていることをアピールしつつ具体的に説明すると効果的です。
(2)夫から話してもらう
やはり自分の息子からガツンと言ってもらうとより効果的です。しかし、注意したいのが妻から夫への伝え方です。
誰でも自分の親が悪く言われるのは嫌な気持ちになるものです。感情的に、「あなたのお母さんがいつもこうだから……」などと悪者扱いをしてしまうと夫は味方になってくれません。お互いの教育方針を今一度確認して義父母への対応でいいのかどうか話し合ってみましょう。そうすれば夫から両親へ上手に伝えてくれるでしょう。
子どもはガミガミ注意される母親よりも、いつも甘やかしてくれる祖父母寄りになってしまうのは仕方ないことです。
しかし、『ハッピー子育て相談室』の著者である明橋大二氏は、『子どもにとって、一番大事なのはやはり親なので、最終的には、親の言うことをきくものです』とおっしゃっています。根気強く、たまには大目に見てあげると良いようです。
お母さんは、「もういいや」と諦めないでください。大事なわが子のために話し合って、家族がより良い関係を築けるといいですね。
【参考文献】
・『ハッピー子育て相談室』明橋大二・著
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●ライター/みいゆ(ママライター)
●モデル/大上留依(莉瑚ちゃん)