自己満を回避! ママ友に“使ってもらえる”誕生日プレゼントの選び方
2015年7月14日 | よみもの自己満を回避! ママ友に“使ってもらえる”誕生日プレゼントの選び方

【ママからのご相談】
数年前ママ友の誕生日にぬいぐるみをプレゼントしました。そのママ友の部屋はシンプルなので、彼女のインテリアの好みも考えてデザイン性の高いものをあげました。その日は、「ありがとう」と言ってくれたのですが、彼女の家でそのぬいぐるみを見ることは二度とありませんでした。それからというもの、そのママ友の家に行くと心がモヤモヤします。これからも誕生日は恒例でパーティーをしますが、プレゼントを選ぶ際に、「どうせ使ってくれないんだから!」と思ってしまいます……。この気持ちをどうすればいいですか?
お気持ちお察しします。どっちの? もらった側の!
ご相談ありがとうございます。ライフオーガナイザーの阪口ゆうこです。
私はプレゼントをもらった側のママ友の気持ちがわかりますよ。きっとその方は物が欲しいとは思っていないんです!

もらうと困るものもあります!
『なんでも調査団』が実施したアンケートランキングで、“プレゼントでもらって困るもの”の上位3位が、
1位……趣味に合わない衣服・アクセサリー
2位……サイズの合わない衣服・アクセサリー
3位……自分は興味がない、相手の趣味に関するもの
となっています。
結果を見れば一目瞭然、この3点は相手のために選ばれたものではないんです。
「似合うと思う!」「こういうものを持てばいいと思う!」という贈る側の気持ちはわかりますが、相手の気持ちを無視した行為でもあります。私はご相談者様のママ友側の気持ちがわかりますので代弁します。
私のことを考えて選んでくれた時間や気持ちはすごくうれしい。なんてステキな誕生日で、なんて大切な友人なんだろう。でも、無理をしてリビングで使うことはしない。
単純にそれだけです。インテリアにこだわりをお持ちのご相談者様のママ友ならなおさらでしょう。ポリシーやこだわりが強いのです。
相手が欲しいものをリサーチしよう
付き合いのある方へのプレゼント選びは、その人の喜ぶ顔を想像してウキウキする時間ですね。しかし、何が好きかをそれとなくリサーチして、「こういうのが好きなんじゃないかな……」という選び方では悲しいかな、失敗の可能性があります。
私はこだわりが強い方なので、頂いたけど死蔵品になってしまったということがありました。とても悲しかったです。そして、くださった方には死蔵品になってしまったことを知られたくありません。
プレゼントは、贈った側も贈られた側も悲しい思いをすることがあるのです。そんな経験から、贈ったのに使ってもらえないという状況は死んでも避けたいと思っています。
つまりは“喜んでもらえるもの”ではなく、“喜んで使ってもらえるもの”という風に使ってもらえるところまで考えます。
何が欲しいかというリサーチはマストです。しかし、「こういうものが欲しいんじゃないかな〜」とざっくり考えず、直接聞いてしまっていいと思います。
「今どんなものが気になるの?」「何か始めたいと思ってることとかあるの?」あなたが真剣にプレゼントを選ぼうとしているということがすでに良い贈り物だと思いますし、そのプロセスを踏めば成功に近づくと思います。
【参考リンク】
・プレゼントについてのアンケート・ランキング | なんでも調査団
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●ライター/阪口ゆうこ(ライフオーガナイザー)