食べる楽しみも! グリーンカーテン作りにおすすめの植物4選
2015年7月10日 | よみもの食べる楽しみも! グリーンカーテン作りにおすすめの植物4選

次第に日射しが強くなり、暑さも厳しくなってくる夏。
少しでも暑さをやわらげたいと、さまざまな対策を行っている人も多いのではないでしょうか。
なかでも最近注目を集めているのがグリーンカーテン。
建物の外側にネットなどをはり、そこへ植物を生い茂らせることでカーテンの役割をしてもらおうというもので、つる状に伸びていく植物を中心に育成させます。
日射しを遮ることはもちろん、植物の葉を通って家に入ってくる風の温度も下げてくれるため、家の中の温度上昇を抑え涼しくしてくれるのです。
ぜひとも試してみたいグリーンカーテンですが、どんな植物を育てればいいのか悩ましいところですよね。
今回は、グリーンカーテン作りにおすすめの植物やそれぞれの特徴などをご紹介したいと思います。
(1)アサガオ
@kanako.penguinさんは、日本を代表する花であるアサガオでグリーンカーテンを作られています。
10日ほど前にはまだこの半分ほどのボリュームだった葉やつる。生育の早さが伺えますね。
アサガオは、生育の早さはもちろん育てやすいこともメリットで、気温が上昇していくにつれどんどんと伸びていく様子が観察できるでしょう。
また、アサガオは種をとっておいて翌年も使うことができるため、継続して育て続けることができるのも楽しいところです。
(2)ゴーヤ
@kazmoaiさんのおうちで成長中のこちらはゴーヤ。
ゴーヤは南国の植物だけあって、夏に育てるにはもってこいの植物と言えます。
なお、ゴーヤの葉には深く切れ込みが入っており、日光をほどよく通すため部屋を暗くし過ぎないという特徴があります。
もちろんできたゴーヤを食べるという楽しみ方もできますね。
なお、ゴーヤは毎年同じ土で作ると生育が悪くなる“連作障害”を起こしやすい植物と言われているため、プランターなどで育てる場合には必ず土を交換し、地面に植える場合には場所をずらして植えるのがいいでしょう。
(3)トマト
こちらは、@harada2304さんのトマトの葉によるグリーンカーテン。
今年はやや生育の状態がよくないということですが、トマトもグリーンカーテンにおすすめの植物です。
ゴーヤは好き嫌いの別れる食べ物ですが、夏が旬のトマトは家族みんなに喜ばれること間違いナシ!
なお、比較的病害に強いため育てやすいと言われるトマトですが、つる状の植物ではないため勝手にネットに絡んでいくことはなく、グリーンカーテンに初めて挑戦するという人は少し難しいこともあるかもしれません。
(4)オカワカメ
@sanariboさん宅で成長しているのは、オカワカメという植物です。葉に光が反射して色鮮やかですね。
オカワカメはツルがまっすぐに伸びていくという特徴があるため、あまり生い茂りすぎず、適度に外の様子を見ることができるところがポイント。外からの見た目も美しいと評判です。
また、茎や葉は食べることができ、その名の通り、加熱することでヌメリが出てワカメのような食感を楽しむことができます。
害虫被害や病気にかかることもほとんどないため、育てやすいというのも魅力ですね。
いかがでしたか?
グリーンカーテンとしても効果はもちろん、食べるという楽しみもあれば愛着がわいてくるのではないでしょうか。
特に、グリーンカーテンに適している植物は夏が旬のものばかりですから、きっとおいしく食べられるはず。
夏の暑さ対策のためにも、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
●文/パピマミ編集部